時のつれづれ(北多摩の爺さん)

下り坂を歩き始めたら
上り坂では見えなかったものが見えてきた。
焦らず、慌てず、少し我儘に人生は後半戦が面白い。

守りの対策、攻めの対策

2021年04月12日 | 時のつれづれ・卯月 

多摩爺の「時のつれづれ(卯月の16)」
守りの対策、攻めの対策


4月12日、とうとうというか、ついにというか、先に大阪府、兵庫県、宮城県に発令されていた、
新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重大措置」が、
東京都、京都府、沖縄県にも適用されることになった。

幸いと言っちゃなんだが、私が住む北多摩は対象地域になってはいないものの、
既にリタイアしてる身であり、いまのところ不要不急の用はないとはいえ、
なにかあっても、都心やターミナル駅を経由しなきゃ、どこにも出かけられないので、
行動に自制が求められることになった。

一方で、メディアも呆れてしまったのだろうか、最近では露出することが少なくなったが、
野党第一党の幹部が、彼方此方で・・・ 吠えまくっている。

「政権を代える以外に、いまの危機を乗り越えられない。」
「第4波なのに、受け身の姿勢が目立ちます。」
「リバウンドを繰り返したら、総辞職で済まない。
」と、
この非常時に至ってもなお、協力姿勢を示すどころか、
有効な対案を示すこともなく、政策の重箱の隅を楊枝でほじくり返し政局に結びつけようと必死だ。

さらに・・・ 「いまは、政治空白をつくれる状況にない。」と言った、舌の根も乾かぬうちに、
自らの下に少数政党を含めた、危機と選挙を管理する内閣を作らせろという始末だから、
開いた口が塞がらないというか・・・ 呆れてしまう。

なんども言うようで申し訳ないが・・・ ウイルスは人を介して感染を拡大するため、
対策そのものは、ロックダウンのような強制的な手段を取らない限りあなた任せであり受け身である。
よって、受け身だったらなにが悪いのか、だったらどうすれば良いのか、
それを云わなきゃ・・・ クレーマーと同じじゃなかろうか?

私は決して、野党第一党が掲げる政策に批判的ではなく、進めてほしい政策もあるが、
実現のために、大陸と同じ思想を持つ、少数政党と組もうとしていることと、
緊急事態にあってなお、批判に終始し、ワンチームを拒む姿勢に同調することができないのだ。

早い話が・・・ 人々が行動を自制できないなら、
究極の対策はロックダウンであり、空港や港を封鎖(鎖国)して、
ターミナル駅や県境の道路に関所を設けて、人の動きを制限し監視するしかないのである。

多くの人々は自制が出来ていて、三密を回避し、ソーシャルディスタンスを取って、
感染しないようにしてるというのに、
一握りのバカ者たちのために、お上に行動を規制され監視されなければならないのか!

メディアの取材を受けているバカ者たちは、
異口同音に「我慢できない。緩すぎる。慣れてしまった。」と繰り返す。
ワイドショーで政策を非難するコメンテーターや、MCと同じような屁理屈を繰り返し、
事態を茶化すことが、さも当然のように饒舌に喋り・・・ 酔いしれている。

「まん延防止等重点措置」は、なんだと問われたら、
聞いたことはあるが、知らないと平然と言っている。

だったら「調べろよ! なにがどうなるのか、自分で確認しろよ!」と言いたいし、
「恥ずかしいから、バカ丸出しの受け答えを、顔出しでへらへら笑いながらするなよ。」と
言わせてもらいたい。

個人的な思いとしては、都道県単位に発令される「緊急事態宣言」と比べて、
「まん延防止等重点措置」は、対象地域を限定して発令するピンポイント対策であり、
経済や雇用へのダメージも少なくて済むし、本来はこれが打つべき対策なんだと思っている。

野党が盛んに云うように「緊急事態宣言」を発令すると・・・ いったいどうなるんだ?
感染者数が少ない大阪南部や、兵庫の日本海側、沖縄の離島なども全てが対象となり、
広範囲となることは、経済へのダメージが大きく、
医療関係者のリソース配分も大変で、機動性を欠いてしまうだろう。
とてもじゃないが・・・ こういったトンチンカンな政党に、危機管理内閣は任せられない。

相手が見えない時は、大きな網をかけて対策を打つべきだろうが、
基本的な対策が分かって、どこに的を絞れば良いのかが分かっているなら、
ピンポイントで的を絞り、そこに向けて・・・ 何度でも対策を打っていく。

1年経って、それを学んだということであり、
とっても悔しくて、残念だと思うが、民主主義というものは時間が掛かるのである。

そして・・・ もう一つ
新たな始まりとして、待ちに待ったワクチン接種が、65歳以上の高齢者から始まる。
担当大臣によれば、6月中には、希望する者の全てにワクチンが打てるというからこれは朗報だろう。

1回接種するだけでも、ワクチンの効果は高いというデータもあることから、
実質的には、あと1ヶ月の我慢であり・・・ 大きな希望になるのではなかろうか。

とはいえ、地方の知事や、医療関係者は「いつ、いくつ届くんだ?」とメディアに露出し、
イラつき感を隠さない。
気持ちは分かるが、海外から国内に来ているワクチンの数量が限定されてるし、
隠してるんじゃないんだから、申し訳ないが・・・ お上からの連絡を待つしかない。
誰に文句を言っても、どうしようもならないことなのに、子供じみたコメントが恥ずかし過ぎる。

それを感染拡大地域に傾斜配分するというのなら、感染を抑えてる地域から苦情がでても仕方ないが、
そうじゃなくて、均等に割り振ってるんだから、数量が必要数に足らないのは当然である。
いくらイラついても、どうしようもならないことであり、
2カ月以内には、何とかするとお上が云うんだから・・・ 待つしかない。

気持ちは分かる。
気持ちは分かるが、良い年をした大人が、それなりの地位にある知識人が、
どうしようもできないことを「いつまでも、グズグズ云うなよ。」・・・ と言いたい。

一筋縄ではいかないのは百も承知だが、
今日(4月12日)から始まる、二つの新たな対策に期待したい。

思いっきりネガティブで、行動に自制が求められる「まん延防止等重点措置」という守りの対策と、
どちらかと言えばポジティブで、ちょっとだけ顔が綻ぶ「ワクチン接種」という攻めの対策に、
捉え方と思いは、人それぞれだが・・・ 私は期待したいと思っている。

それはそうと、昨年あれほど大騒ぎしたにも拘わらず、
最近とんと話題にならない「日本学術会議」から、新型コロナウイルス対策について、
的を射た提言があったのだろうか?

おそらく、なんらかの提言はあったものと推察するが・・・ 多くの国民は、それを知らない。
お友達だったはずのメディアでさえ、歯牙にかけてないのは、なぜなんだろうか?

この国を代表する知性を、そこら辺りの爺さんが揶揄することは甚だ不見識だと思うが、

あの時の騒ぎは・・・ いったい、なんだったのだろうか?

感染が拡大し、ただひたすらに自制し、我慢が求められるタイミングで、
不要に煽り続け、批判を繰り返し、不満タラタラで騒いでも・・・ なに一つ変わらない。

ようするに、あなたはどうする?
それが問われているだけのことである。


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2 コメント

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Unknown (kaminaribiko2)
2021-04-13 17:52:13
ほんとに受け身でじっとしているしか国民には選択肢がありません。いつまで続くかと思うと気が塞ぎます。
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Unknown (多摩爺)
2021-04-13 20:41:00
kaminaribiko2さん
コメントを頂戴しありがとうございました。

ホントにいつまで我慢すれば良いのでしょうか。
オリンピックがあるし、大臣は5月中にはワクチンの目途が立つと言ってますから、
あと1ヶ月と少しぐらいは、我慢しなきゃならないかもしれません。
東京も大変ですが、関西はもっと酷いことになってるようなので、是非ともご自愛ください。
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