震災の年
頂いたアマリリスが母の元で、また咲きました。
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丈が年々短くなりまして、今年は、10㎝程しか伸びませんでした。
花が、鉢の縁に当たるので切り花にしました。
綺麗に咲きましたね。
あれから3年の年が経つと言う日
あの土地に出向き静かに迎えたいと思っていましたが、流れる日にちは、それを許してはくれませんでした。
今を生きている日常
その流れで、生きていることを噛み締めるように、慌ただしいなかで黙祷しました。
11日
何をしても、1日涙が流れました。
3年のうち、一番悲しく
あの人
あの人……
たくさん思い出しました。
きっと、そのくらい自分に余裕が出来たのだろう。
でも
まだ、故郷の海には行けません。
海を見たいと思いません。
残された自分
生かされた自分
毎日噛み締めて生きたい
頂いたアマリリスが母の元で、また咲きました。
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丈が年々短くなりまして、今年は、10㎝程しか伸びませんでした。
花が、鉢の縁に当たるので切り花にしました。
綺麗に咲きましたね。
あれから3年の年が経つと言う日
あの土地に出向き静かに迎えたいと思っていましたが、流れる日にちは、それを許してはくれませんでした。
今を生きている日常
その流れで、生きていることを噛み締めるように、慌ただしいなかで黙祷しました。
11日
何をしても、1日涙が流れました。
3年のうち、一番悲しく
あの人
あの人……
たくさん思い出しました。
きっと、そのくらい自分に余裕が出来たのだろう。
でも
まだ、故郷の海には行けません。
海を見たいと思いません。
残された自分
生かされた自分
毎日噛み締めて生きたい
前家の隣が彼女の店
今はお客も少なくなり、週に数人だそう。
家の旦那もお客さん
久々彼女は、病気発覚で痩せねばならなくなったそう。
久々彼女は一回り小さくなり、若くなった
大分痩せた
人口の少なくなった土地は
色々問題あるようで
物を失ったのは事実だけれど
物を貰うに慣れるのも怖い
無くなった公園に花を植えてもらったり
町を整えるボランティア
コンサート
でも、もういいような気がします。
自分達
歩かなければなりません。
土地を離れた者が言うことではないかもと思うけど
何だか、もういいと思う
さっぱり来られませんでした
べにこちゃん
脚の注射は痛い
月べえは、肘にやった。
早く治ると良いね。
うさぴ、
頑張るのだ!
犬がいるから2階に逃げるよ
そう言った家族は流されて、犬だけが家の跡に帰ってきた。
私が里親お世話した家
保護に行ったのは話したよね。
あのとき、保護の助けを、犬を紹介してくれた愛護の方に頼んだら、迷惑そうに断られた。
期待とは裏腹だったので涙が出たよ。
その10分後に連絡あり、やっぱり救いにいくと。
嬉しかった。
でも、殆んど姉と私が動き、最後は自衛隊の協力で保護できた。
亡くなった方の親戚に犬を渡す事もできた。
赤い首輪
リード
ごはん
思いを込めて着けてあげて
水を恐がる犬の身体を拭いてあげて見送りした。
話はそこで終わらなかった。
ある日、ちゃっかり美談として新聞に、その犬を保護し、津波に流された方への思いと、犬への熱い思いが書いてあり、堂々と自分の写真まで載せていた。??
魂胆があった!
ツィッターでも賞賛されていた。
素晴らしい人と!
私らが、あの店いくたびに可愛がった、大事な犬使うな!
人を泣かせるな!
お願いします!と頼んだのに。
こんなバカらしい話がありました。
怒りは、犬を利用したこと
津波を利用したこと
全くだね
ひどい人も居たもんだ。
月べえの、わんちゃんの話覚えているよ。
そのような心をもつ人が理解できない。
自分を前に出して、何がしたいんだろ?
欲深い?何だろ。
月ちゃんが震災でなくしてしまった色んなことに、私が何て言っても多分当てはまる言葉がないような気がするけど、月ちゃんが無事でいてくれたことが本当に良かった、有り難い…そんな気持ちです。
私にとっての3.11は、父の納骨などが済んで一段落した頃で、なにか急に恐ろしい現実に引き戻されたような感じがしたよ。
あれからもう3年。
なんて時のたつのは早いのかと、そればかりです。
べにこちゃんも うさぴも。
私はね、普通。
欲深な私から、神様は何も奪わなかった。
失う恐さと、人間のもろさと弱さ、救われぬ悔しさと、もがく虚しさと。
そんな事感じた。
でもね、新しく始める楽しさも頂いた。
毎年
どんな気持ちで迎えるのだろうね。
自分の事で精一杯になっても、忘れてはいけないこと。
一年一年、ゆっくり歩いて行くね。