「ぽんぽこぽんの雑記帖」

のんびり、ほっこり、マイペース。

「窓から見えた景色」

2022-03-22 09:22:00 | テクテクお出掛け
足を運んでいただき
どうも
ありがとうございます

応援のリアクションやコメントに
目を通されたサチエさんが
皆さんに心から感謝をされていましたよ

ところで訂正がありまして
サチエさんは歩けるようになられたといっても
今でもリハビリが必要なんだそうです

肺のほうも引き続き治療なさっていくとの事ですが
ひとつご報告があります

ひとまず先日ご退院されました



わたくし事ですが
帰省する事は叶いませんでしたけど
無事に父の三回忌も終わり
長女も卒業する事が出来ました


卒業前から予定が立て込み
とにかく
自分だけでなく家族も体調を崩さないように
気を張り詰めながら
ひとつずつクリアしていきました


その中には
長男の術後の経過検診もありました


偶然にも
今回の検診日は父の命日でした


目の手術も成功し経過も順調なんですが
ドクターから
〝再発しないとは言い切れない〟
と言われている以上
経過検診の日は
いつも緊張が走ります


だけど離れて暮らす母が
〝お父さんが守ってくれるから大丈夫よ〟と
言ってくれるので生活する上で
その言葉は
わたしの支えになっています


術後は定期的に通っていますが
なぜか今回は
眼科から紹介状をもらって
初めて大学病院に入った日の事が蘇り
不安だらけで
わたしも長男も右も左もわからず
いろいろな検査も
理解できないままだった事を思い出しました


今回いつもの検査が終わると
看護師さんが
〝今日の検査も楽しくやれました〟と言われ
いつの間にか付き添いなしで
検査も受ける事が出来るようになったなーと
成長を感じたりしました


検診の最後は
この検査結果をドクターから
聞く事になるわけで
やっぱり
すべてが終わるまでは緊張です


お陰さまで経過は良好との事で
次回は
夏の受診になりました



夏といえば昨年は手術をした頃で
入院していた時
気晴らしにと
点滴に繋がれたまま
ちょっと院内を歩いてみた事がありました


この頃は
デルタ株が流行り出していて
ドクターヘリの音も近くで聞こえたり
小児病棟に設けてある
キッズスペースも
閉鎖されて遊ぶ事も出来なくて、、

広い踊り場の窓から景色を眺めていました


長男も大好きなモノレールも見えますが
もちろん口には出しませんけど
考えたくないのに
手術でもしもの事があったら、、

と最悪の事がよぎってしまい
どんなに眺めのいい景色が目の前にあっても
ワクワクした気持ちには
とても
なれませんでした


手術を控えていた長男にも
不安を与えないように
必死に笑顔で話したのを覚えています


大学病院は家からは近いので
見える景色は
見慣れている物ばかりのはずでしたけど
病院から見た景色は
不安いっぱいの中
いつもとは違う角度だったので
とても遠い所にいる感覚になりました


そんな中
病院の下に小さな公園があるのを
見つけたんです


その公園は
どんなにクルマに乗っていても
モノレールに乗っていても
見えない場所でした


〝退院したら行ってみようね〟と手術前に
話したまま、、

その後の経過検診では
風が強かったり寒かったりして
ずっと
行けていませんでした


だけど今回は
暖かい春の陽気の中だったので
ようやく
〝退院したら行ってみようね〟の約束を
果たす事が出来ました


足を踏み入れてみると
その公園は
患者さんを中心に作られた場だという事で
車輪のある乗り物は
入られないように工夫されていました


長男と歩いていると大きな病院が間近に見え
見上げると手術前に眺めていた
窓がありました


もっと上を見上げたら青空が広がっていて
父に逢えたような感じがして
涙が溢れてしまいました


また今でも
この大きな病院の中に
沢山の方々が
病と向き合っていらっしゃると思ったら
胸がいっぱいになりました


病院は違っても今サチエさんも
大学病院で
治療をされていますので
お辛い事もあられるかと思いますが
いい方向へ行かれますようにと
切に願っています



皆さんの所へは春休みに入ってから
ポチッと
伺わせていただきますね