3月で思い出す事。。。

2018年の3月も終わりますね。。。私は3月と聞くと2年前を思い出します。。。
当時についてはコチラ→＊＊＊

お見合い所のボス「テルオ」
彼はこの時レスキューされた1匹です。
（ここでは既に卒業した「ショータ」も保護されました）

本当に信じられないような環境で生きていました。。。

左上に居るのが「テルオ」

写っているのは一部の猫で最終敵に20匹程の猫が保護されました。
若いと思われる猫も居ましたが成猫ばかり・・・それほど過酷な状況でした。

そんな中で怪我をしている猫も居ましたが、中でも早急に処置が必要だったのが「テルオ」
※痛々しい写真です。。。ご注意ください

尻尾の半分ほどが千切れて骨が数㎝むき出しになっていました。
ご近所の方によると最近のものでは無いという事でした。

こんな「テルオ」ですが、食いしん坊なのに他の子にエサを取られたりと面倒見の良さや優しさは元々持っていたようです☆

でも保護からしばらくして断尾手術を受けたのですが、その後に数人でお世話に通う保護場所ではお世話人が手を出せないほどの凶暴さを見せてました（＾＾；

「シャー！」や容赦ない猫パンチは当たり前、それでも近付くと空気砲が飛んで来ます
「空気砲」・・・分かる人にはわかる「カッ！」ってヤツです。威嚇の最上級で普通の飼い猫から発せられることはほぼ無い

私は少ししてからお世話に加わったのですが、基本的に遠慮のない私の接し方に諦めたのか徐々に触らせてくれるように(笑)

今はあんなにノンビリしてほとんど動かない巨大猫ですが、当時を知る人はまだ恐怖を感じるくらいです（＾＾；
まぁ今でも油断するとスイッチが入るので注意しないとですが・・・っても強めの”爪無しパンチ”が飛んでくるくらいの可愛いもんです♡

そんなこんなで一番扱いに慣れている私が受け入れる事になり、2年前の5月に私の仕事場である『はーねす』の2階（今のお見合い所）に来る事に。

念のため洗濯ネットに入れてお引越し(笑)

この頃ストレスから自分の毛を抜いてました

当時、この一月ほど前から預かっていた「チビタ（当時は生後半年）」がお出迎え(笑)
子猫好きはこの頃から見せてくれていましたね～

去勢手術がまだだったので、それまではケージ生活でした

この一日遅れで「ショータ」も入所しました

この頃は保護時から人懐こかった「ショータ」と違って、まだ私以外の人には威嚇が強かった（＾＾；

でも私にはこんなに甘えてくれて、いずれは人懐こくなると確信していました☆

この後、去勢手術を済ませ、ケージからでも問題無く暮らせるトレーニング（家猫修行）等を経て今に至る訳です（＾＾）

実際に「テルオ」に会った方に昔の話をするとなかなか信じがたいようですが、本当に恐ろしい猫だったんですよぉ～(笑)
でも今では居てもらわなくちゃならない存在です！
私もずいぶん助けられてますもん(笑)
とは言え彼の本当の幸せを考えたら自分だけ愛してくれるお家が良いんだろうなぁ～複雑や(´Д｀)ﾊｧ…

そんなこんなで色々大変だった2年前の3月ですが、あの劣悪な環境で頑張って生きていた猫たちがまだ大勢新しいお家を待っています。。。
でも人馴れが難しい子も多く里親様に繋ぐには難しい子も。。。
私個人としては「人馴れし難い子を無理に室内猫にまでする必要ある！？」と思っているのですが、この現場は色々な理由からどうしてもリターンできなかったんです（T-T）
今はレスキューの主導メンバー宅を中心にいつか本当のお家に迎えられるのを待っています☆

よく「成猫だと懐かないんでしょ？」「野良猫って懐かないでしょ？」って言われますが、そんな事全然無いです！
確かに時間はかかるかもしれませんが、彼らの性格や育ち方などを尊重して愛情を持って向き合えば必ず心を開いてくれます！！
ただ本来の姿はみんなそれぞれ♡
そこを個性として受け入れてあげて欲しいな（*＾-＾*）

テル君、私の所に来てちょっとは幸せ感じてくれてる？？
私はいつも君に助けてもらってるよ～ありがとうね♡

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ご支援物資

すっかり寒くなりました。。。
南向きの洋室は日当たりが良いのでお天気の日はみんなが集まります♡


少し肌寒い日なんかはギュウギュウに（＾＾；


アカン。。。つぶれとる子が居るで！


この潰されてるのは「りっちゃん」
チラッと写真載せただけで紹介が出来ていませんでしたが、白猫兄妹の女の子♡（黄色い首輪）
実は男の子は先日のお見合いでご縁を掴み、現在トライアル頑張っています☆


と、今日はお休み中に頂いていたご支援物資の報告をしようと思っていたのでした！！
ではでは。。。

京都府の井内様から、毛布や膝掛けなどがたくさん届きました☆

届いて早々に代理のお世話係が使わせて頂いたので写真は一部です（＾＾；

そして岡山の森様からは、猫砂が一箱！！

こちらも、季節の変わり目でお腹を壊していた猫たちが多く居たので早速使わせて頂き、とても助かりました☆

この他にも私が休んでいるのでたくさんの方に励まされ助けて頂きました。。。
みなさま、本当にありがとうございました( ；∀；)


そして、ご支援物資の報告をしておきながら。。。
のお願いですm(__)m

春産まれの仔猫たちが繁殖制限手術の時期を迎えており、近々なかなかの出費が予想されます。。。
今までもみなさまに頂いているご寄付や譲渡手続き費用を手術費や食費等に大事に使わせて頂いていますが、身体が大きくなり食欲もＭＡＸの彼らの食費が恐ろしい事になって来ました（Ｔ-Ｔ）
そこでフードご支援のお願いをさせてください。。。

現在、当会の保護猫たちには全年齢をカバーできるコストコブランドのキャットフード【カークランド】をメインに食べさせています。
私はそれに他の一般キャットフードを混ぜたりして嵩増ししたりしています（＾＾；
3㎏2,000円等のプレミアムフードでなくても全く構いません！
もちろんどんなフードでも私も猫たちも大喜びです！！

が、11㎏3,500～4,000円のカークランドで十分です！！

参考までにアマゾン価格を。。。

通常ウチではこの１袋で３週間もつはずなのに、今や食欲旺盛過ぎて２週間もたないんです...( ；∀；)
どうか助けていただけないでしょうか。。。？
私が至らず、皆さまにお願いするような事になり本当に申し訳なく思っています。。。
どうかよろしくお願い致しますm(__)m

※送り先は、左のブックマーク「ペットサポートはーねす」へ
　不在にしている事もありますので着払いの場合はご連絡ください

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母猫との時間

春は猫の一番の繁殖シーズンです
あちこちで仔猫の保護や貰い手探しの投稿を見かけるようになりました
もちろん私たちのところにも相談が来ています。。。

相談内容はほぼ「子猫を保護したけど、どうしたらよいか？」というもの・・・
もちろん遺棄されている場合もありますが、母猫が居るのに「保護した」というケースもあるんです
そしてその「保護された子猫」はたいてい生後1ヶ月未満

たしかに場合によってはまだ思うように動けない内に子猫を保護する事もあるでしょう。。。
でもできれば生後2ヵ月まではしっかり子育てさせてあげて欲しいんです！

ＴＮＲする場合では母猫も一緒に保護して（母猫を捕獲するためにまだ自力で動けない１ヶ月未満の子猫を先に保護する場合もあります）、しっかり子育てさせてから避妊手術を受けてリターンするのが理想だと私は思っています。。。

が、実際は保護場所等の問題で難しいケースの方が多いのも事実なので、うまくボランティアさんと提携できれば良いですよね・・・
こういった事にも対応できるようなシステムも必要だとも思っています・・・
何にせよ場所が必要になるので小さな団体ではなかなかご希望に沿えない事もあり、課題でもあります（Ｔ-Ｔ）

と、話を戻して。。。
最低でも生後２ヵ月まで子育てしてもらう一番大きな理由は「母乳に勝る物はない」こと！
やはり長く母猫のおっぱいを吸っていた子は体も丈夫ですし、親兄弟と長く生活する事でストレスが少なくなりメンタル面も強く育ちます☆
愛護法でも『生後８週齢規制』が取り上げられ議論されていますね

もう一つの理由は・・・「次の妊娠を防ぐ」こと
通常、猫の一年は、｛妊娠（２ヵ月）＋育児（２ヵ月）｝×３＝１２ヶ月と言われています
この育児が１ヵ月で終わってしまったら次の妊娠が早くなり、結果的に生まれる仔猫の数が増えると言う悪循環になり兼ねないという事です

子孫を残すと言う本能はとても強く、不妊手術をしていない猫だと一年中妊娠と子育てをしているという事になります・・・
妊娠・出産は母猫にも大きな負担になりますし、オスにしても喧嘩などが絶えない事にもなります

何よりも育児の途中で仔猫が居なくなった母猫の気持ちはどうなのでしょう・・・
人間は「保護」というキレイな言葉で済むかもしれませんが、母猫にとっては「誘拐」という事ではないでしょうか？
自分が居ないと生きて行けない子猫を何日も鳴きながら必死で探し回るんです・・・
吸う相手の居なくなった母猫のオッパイは張ってパンパンになり痛みを伴います・・・

確かに生後１ヵ月で固形物が食べられるようになるので母乳は必要なくなります
（ある程度成長したら母猫も子猫を遠ざけるようになります）
そして子猫は動けるようになると親と一緒に生活する事で生きて行くために色々な事を学びます

ですが、この部分は兄弟や面倒見のいい他の猫が補う事は可能でしょう
（あまり長く母猫といると不妊のタイミングが難しくなるリスクもあるので見極めと決断が必要です）

これは去年企画した「子猫だらけのふれあい会」の様子です
この子猫たちは生後３か月ほどですが、大人の猫たちに子猫が群がっていますよね
とても可愛い光景ですが、子猫にとっては母猫の代わりに甘えているように見えませんか？
（ちなみに、群がられている成猫はどちらもオスですｗ）

猫科の動物はとても母性が強く自分の子でなくても大切に扱います
そんな母性の強い母猫が自分の子猫を奪われたら？？

よく母猫と離れた子猫の事は「可愛そう」と言われますが、私は子猫と離れた母猫の方が「可愛そう」に感じます
その「可愛そう」を無くすには不妊手術しかありません！

もちろん産まれた命は大切です
産まれたのなら母猫も子猫も幸せになるべきです

子猫を保護する前に母猫の事もぜひ考えてもらえればと思います・・・
とはいえ、知らないが故に・・・というケースで相談が来ることの方が多いので、できれば保護する前に相談いただければ一緒に良い方法を考えましょう☆


あ！そうそう、よく「子猫が欲しい」というお申し出もいただきますが、中には「離乳していない小さい子」を希望される方もいらっしゃいます
確かに授乳の様子はかな～り心動かされますよね・・・
その裏はメチャクチャ大変なんですよ！！
数時間置きの授乳は睡眠時間を削り、刻々と変わる子猫の様子を気に掛け、排泄と授乳はワンセット、成長確認に欠かせない体重測定・・・
兄妹が居ればその倍数分時間も手間もかかります・・・正直仕事なんてしてられません（＠＠；
離乳のタイミングには離乳食の移行にトイレトレーニング・・・授乳期が終わっても次の課題が待っています
それが終わっても次はシツケ・・・何でも吸収してしまう大切な時期だからこそ母猫代わりはメチャクチャ大変なんです！！
まぁそこまで話したら大抵は考え直されますが（＾＾；

育った猫を見れば、どんなふうに育てられたのか大体分かりますｗ
もちろん生まれ持った性格もありますが、ほぼ環境で変わります
な～んて事もあるので私の責任は重大なのです（爆）
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5月27日（土）は里親会！

今年は猫の譲渡率低いそうです

友人から聞いた話。。。
「猫ブーム」と言われている中、今年の猫の譲渡率は全国的に例年と比べて低いんだそうです・・・

確かに猫モチーフのグッズはあちこちにあり、ＴＶ画面の中にも猫を見かけ無い日は無いですよね。

きっと猫と暮らし始めた人も多いはず・・・
なのに保護猫は減っていない・・どころか確実に増えてます

愛護法が変わりセンターや保健所での受け入れが減っている陰でボランティアへの負担が増えている現実・・・

なのに「猫ブーム」・・・譲渡率が低い・・・はて？？


私は１０年以上ペットショップに務めていました。
そのお店は地域に一店しかないペットショップで、野良犬や捨て犬などがほとんどない地域なので犬を迎えようとする人はまず足を運びます。
もちろん猫も。

ただ田舎ではシーズンになれば「もらってください」のポスターを見かけることもあり、お金を出さなくても機会があるのでお店に来るのは年に数匹（たいていは他店舗で大きくなった売れ残りの子）あるかないかでした。
実際に店舗敷地内に捨てられていたこともあります。
私もお客さんに「猫はいますか？」と聞かれ、「どんな猫をお探しですか？」「普通の猫でいいんです」「それなら里親募集している子を迎えられては？」と心当たりを紹介したりしていました。
（その頃はまだ保護活動をしてなかった）

そんな地域唯一のショップだからこそシーズンになると「子猫を拾いました」と毎日相談に来られていました。
私は相談を受けると育て方や保護した後の手順（病院に連れて行ったり、里親募集のお手伝い等）を説明していました。
今は相談者さんから連絡が来なければ動けない立場になってしまい、その点ではショップを辞めてしまったのは残念です。
（今では店舗もありませんが）


とまぁ、それは置いといて。。。
猫と暮らし始めた人が増えていると思われるのに保護猫の譲渡率が増えていない・・・
ということはショップでの購入が増えている？？

別にショップで購入することに対してどうこう言うつもりはありません。
私自身「生体販売禁止」というのも極端だと思うところもありますので（誠意あるブリーダーが苦労して来たからこそ各種の「純血種」が守られてきたのも事実ですから）

保護猫活動に携わるようになって感じていること。。。それは
『保護動物の方が目の行き届く管理がされているのではないか』ということ

もちろんショップでもしっかりと管理されています。
が「売るために」管理されているのも多々ありますよね・・・
クレームが来ないための管理・・・

保護動物たちは「次こそ幸せを掴むため」にボランティアがそれぞれの個性を見極め、それぞれに適したケアとお世話をしています。
そして「次の幸せ」を掴めるかどうかを面談で見極め、トライアルという手順を経て新しい飼い主様となる方へ託します。

ショップでは通常「売ってお終い」・・・もちろんお店から送り出した後も交流を持ち、気に掛けるショップ・店員さんもいらっしゃいます（私はそれを常に心に置いてました）

これって、すっごく大きな違いだと思うんです。

確かにある程度の金額を支払ったのだから～という安心感？も分かります。
でもショップに勤めていたからこそ分かるんです。

ショップに来る子たちは早くに親兄妹と離されます。
こうして早くに親兄妹と離れることで社会化がうまくできずに後々に色々な問題が出てくることは知られるようになりました。

でも保護動物たちは他の動物（保護主のペットや親兄妹・他の保護動物）と一緒に暮らすことがほとんどではないでしょうか。
そうして一緒に暮らすことで、同じ境遇であったり近い月例・年齢であったり人と暮らしながら心もより強く成長していきます。
人にはカバーできない部分をお互いに埋めるんです。

こういった面からも『保護動物の方が目の行き届く管理がされているのではないか』と感じるんです。

譲渡された子たちの事を保護し育てた人は忘れません。
いつまでも幸せを願うからこそ名前も個性も覚えているものです。

「ショップで買わないで」とは言いません。
でも「保護動物だからこその良さ」を知ってもらえたらと思います。

血統書は目に見えない『血統』についての紙切れです。
ブリード（繁殖させ販売）しないのならほぼ意味の無い物ではないでしょうか。
ある意味、値段は見た目についています。
「綺麗で可愛い子」は確かにお金を出ば手に入ります。
でも一緒に暮らしていれば見た目以上の物をくれる動物たち。。。それはお金には代えられませんよね？

新しい小さな家族を迎えようとした時、ショップに足が向くのは当然です。
でも家族を求めている子はショップ以外にもたくさん待っていることをたくさんの人に知ってもらいたい。。。
本当に心から願います☆



あ、長々とまじめな話を書いてしまった（笑）
たまにはお許しくださいm(_ _)m

「お見合い所」の保護猫たちは絶賛お家募集中！！
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誰かが卒業できれば新しい保護猫を受け入れることができます。
少しでも多くの猫たちが幸せを掴めるよう、ご協力をお願い致します！

【お知らせとお願い】

今日14時過ぎの地震、ビックリしました！！
明るい時間だったとはいえ、徐々に被害が分かってきているようです・・・
お見合い所の猫たちも一時はシッポをボンボンにして驚いたようですが、被害も無く落ち着いています。
まだ大きな揺れが来るかもしれないとの報道もありますので、みなさまもお気を付けくださいね!
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≪会のFB記事ですが、こちらでもUPします≫

今月最後の日曜日30日は先月に来続き里親会やります！！

そこで里親会で販売するバザー品を募集しています！！
未使用の日用品・食器・雑貨などお家で眠っている物があればぜひお譲り下さいm(_ _)m
バザーの売り上げは猫たちのワクチンや不妊手術費用・治療費に大切に使わせて頂きます。

春産まれの子猫たちの不妊手術がそろそろです・・・順次行っていますがみんなに行き渡るかどうか（＠＠；
特に今年は保護が多く、更に秋の出産ラッシュもこれからピークに・・・
どうかご協力をお願い致します！！
送り先等は「ペットサポート はーねす」（右のリンク先）、又はメッセージでご連絡くださいませ☆



よろしくお願い致しますm(_ _)m