ＣＩＶＩＣ クラッチが切れないの・・・ 前篇

Ｓくん、おまちどうさま。


部品も揃いましたし


ワタクシも公私にわたる


イベント事は、ほぼほぼ


通過いたしましたので


やっとこさ着手です、、おはようございます。。





久しぶりに見た


Ｂ１＃系のエンジンルーム。。


昔採った杵柄で


手慣れたもんなので


ちょちょいのチョイ。。。


だと思っていたら


無限のエアクリーナーが思わぬ曲者で。


あげく、ラジエーターまで


動かさなくてはならないという


事態にまで発展いたしました。


Ｓくん。


「工賃ＵＰ」　とまでは言わないが


飯ぐらい、おごれっ！！　　





ミッションが降りました。。


”曲者”　さえいなくなれば


やっぱり、ちょちょいのチョイです。


一応、報告しときますね。。


さすがに旧車？？なだけあって


プラスティック部品は、全滅です。
（ほとんど、割れました）


ＭＴハウジングの中も


粉まみれというよりは


オイルまみれと言った方が正解でしょう。





エンジン側の合わせ面もしかり。


これでも、パーツクリーナーで


あらかた洗い流した状態です。。


エンジンからミッションから


いろんなところでオイル漏れが


発生しています。


本当にロングライフがしたいなら


オーバーホールは、真面目に検討した方が


よさそうですよ。。。





それでは、本題に移りましょうか。


症状のおさらいを。


「クラッチが切れないんですけど」


事の発端はここからなのですが


さらに掘り下げますと


・とりあえず　”すべり”　はない
・クラッチペダルの踏み応えはある
・何かの拍子に切れたり切れなかったり


という状況。


ちなみに入庫は自走で来られました。。。





「ああ、たぶん　”アレ”　だろうな」


御本人にも、そう伝えたと思います。


まぁ、念のため


順を追って確認をしていきましょう。。


ディスクは、すこぶる健康状態。


なんなら、まだまだ使えるよって感じです。





やわらか？フェーシングのおかげで


クラッチカバーも綺麗なモンです。


ただ・・・


”アレ”　のせいで


そこらじゅうが傷だらけになってました。。





トラブルの元凶、　”アレ”　です。。


こいつがクラッチの中で暴れまわって


不具合を生じていたんです。。


どこかの隙間に入り込んだら


クラッチは切れて


何かに引っ掛かったら


クラッチが切れないという様に。


では　”アレ”　とは


いったい何なのか？





コイツです。


矢印の部分。。


左手のスプリングの部位と


見比べれば、一目瞭然でしょう。


ワタクシの勝手な印象ですが


ホンダのクラッチは


よく、こうなるような気がします。。


Ｓくんの希望で


純正パーツを取り揃えましたが


案外、社外品（強化タイプ）の方が


よかったかも知れませんな。





ちなみに・・・


あれだけ、オイルでコッテコテだったのに


クランクシールは無傷と言う


不思議な仕様でした。。


つづく、、、さようなら。。。