@koyanの小言

ちっちゃな、ちっちゃなクルマの修理屋さんのブログ。
日常起こった出来事に感じたことを思ったままに・・・

さてと。。ぼちぼち、マジメに書くか。

2012年07月03日 | Weblog




おはよーございます。



ふざけちらかした、

どーでもいいよーな、ネタも

底が尽きました。  



なので、今朝からは ちょっと マトモ?? な

エンジンネタ でも紹介していこーかと思います。

              (気が変われば、この限りではないが・・・





実際に基地に来られた方々には、

もうすでにバレているネタなんですが

ひそひそと、エンジンを組んでおりました。


まぁ、邪魔されたくないのと見せたくなかった()んで

『小言』 上では、 ネタ切れで 今朝からのUPになるんですが。


では。  
 




お題は、バイクの・・・、ビッグスクーターの エンジン です。

結構、ヤラかしている エンジン なのですが (改造しているという意味な

走行距離の増加と始動性困難、

オーナー様のちょっとした、気になる問題点から

オーバーホールするはめ・・・いや

”はこび” とあいなりました。



ちなみに、前回

イジくり倒したのも、ワタクシの仕業です。 





ヘッドが降りました。


2枚目の写真で、『リーク率』 というヤツを計測しています。

読んで字の如く、どれだけ ”圧縮漏れ” をしているか、という測定なんです。


が、

このエンジン、

最悪でした。 



ほとんど、圧縮できてない。。。 リーク率100%。


「そりゃぁ、かからん (始動できん) わな」 と。


でも、なぜでしょう。

もちろん、組上げた時は絶大な ”圧縮圧力” を誇っていたはずなのに。






ピストン部位 を注視してみます。


まぁ、それなりの・・・

5000km走破したなりの

摩耗は見受けられますが


なまじ、 「圧縮できません」 と言うほどの

ダメージは、見あたらない。


写真は撮り忘れたが

シリンダ内壁も同様です。   





じゃっ、コイツかっ 




たしか前回、

鏡面仕上げを施したはずなんですが

さすがに カーボンスラッジ が溜まっています。


こんな状態では、

原因探求どころか、

ワタクシの士気すら失いかねないので、





キモチのあるうちに、清掃しておきましょう。



原始的な方法で、カーボン除去をしていきます。

それはもう、

ゴリゴリ、ゴリゴリ、削り取る

という表現がぴったり。 





最後は、 薬物 にたよります。


それこそ、 RECS の前衛。

RECS は、加熱されて初めて効果を発揮する イチモツ なんですが

コイツは、常温からでも

みるみる、カーボンを溶かしてくれます。



そのかわり

皮膚も溶かしてくれるんですが・・・。   


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 あっ!!!




                         ・・・・・つづく。
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2 コメント

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Unknown ()
2012-07-03 10:20:07
カーボン堆積多すぎてバルブが閉じなかったとか?
それなら失火とかの兆候が先に出そうですね。
返信する
Unknown (koyan)
2012-07-03 19:40:47
おっ!!


えらい詳しい内容のコメントですな。
しかも、失火を語るとは・・・。

なかなかやりますな。



でも、ブッブーー。
返信する

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