tanima_gのゴジラ部屋

ゴジラ、怪獣のフィギュアやおもちゃの紹介ブログです。Twitter→tanima(g_misterbuster)

謎多き!?バンダイ ゴジラソフビシリーズ キングギドラ(平成VS)

2021-06-28 21:00:00 | コレクション紹介
どうも、tanima_gです。
今回のご紹介はですね、ちょっと私も困惑?というか正直に申し上げると詳細が分からないソフビなんですよw
珍しいっちゃ珍しいし、珍しくないっちゃ珍しくない……🤔
なので自分なりの考察を交えつつ、特に後半は推測とかで文章書いてますので悪しからず。









1991年 「ゴジラVSキングギドラ」映画公開時に発売されたキングギドラのソフビです。ファンの間では『東宝ゴジラソフビシリーズ』とか『旧ムービーモンスターシリーズ』なんて言われてたりします。
見たことあるって人、持ってる人持ってた人、沢山いると思います。生産数が多かった為か、今でも比較的安価に手に入るソフビです。

さて。これの何が珍しいのかと。
以下の写真をご覧ください。








左から通常個体、部分金塗装個体、全身金色個体です。
先に上げた3枚の写真のキングギドラは今回入手した部分金塗装個体になります。

ちなみにですが、どれも通常販売されたソフビであり、よくある限定の塗装版とか劇場限定だったとか。そういう訳ではありません。
なのに何故こんなに色が違うのか?

実はバンダイのソフビってそもそも個体差が結構あるのです。特に90年代のは生産時期によって微妙に違ってたりします。

ですがこのキングギドラ三体についてはちょっと話が別かな?と。
特に1番左の通常個体と1番右の金塗装個体だともう個体差で片付けられないですよね(笑)

元々1番右の金塗装個体ってたまーにオークションとかで見かけるものではあったんです。今現存するこのキングギドラソフビのほとんどの個体は1番左のもので稀に金塗装が存在するって感じで。
で、今回の部分金塗装。私もそれなりにゴジラソフビコレクターやってますので色々見てるつもりですが、これは初めて見ました。
角と脚の爪が通常個体に比べてキラキラしてるのが分かると思います。

誰かがリペイントしたのでは?とも考えましたが、そもそもリペイントするならこんな一部分だけわざわざエアブラシ吹いたりしないですよね(笑)





左が部分金塗装で右が全身金色個体。
比べると一目瞭然。部分的な色も全く被ってないw
口内の赤みやシャドウの入れ方も違うので本当に同じ時期の同じソフビか疑ってしまうレベルです😅






左が通常個体、右が部分金塗装。
これが一番分かりやすいかもしれませんね。部分部分の色が微妙に違う。
角と脚の爪、口内の赤みと歯の塗装も違いますね。


総括としてこのソフビ三体について私の見解を述べますと、全身金色個体は恐らくテストショットか製品見本(デコマス)のような、本来は市場に出回らない予定だった物が出回ってしまったのではないかと。
あの塗装を大量生産品に施すのはちょっとコスト的に有り得ないと思うのです。 

そして部分金塗装個体。これは本来、製品版として売り出す予定だったが、ソフビの供給が追いつかず、ごく初期のみ流通した物だったのでは、と。

この時のゴジラソフビは売れに売れたらしく、特に同じ時に発売されたギドゴジのソフビは日本国内の製造では生産が追いつかず、韓国で追加生産したのでmade in Koreaの刻印の物が存在するくらいです。

本来は部分的に塗装してたが、生産が追いつかずにやむを得ず塗装を省略したと考えると辻褄が合うのではないでしょうか?

あまりにサンプルが少ないですし、文献も無いのでまぁわからないことだらけで推測でしかないのですが……w

つらつらと書きましたが、要約すると「ちょっとよくわからんけど珍しいキングギドラのソフビ」のはお話でございました(笑)
このソフビについて何か知ってる方、情報がある方は是非コメントいただけると有難いです🙇‍♂️

何かわかったことがあればブログに随時追記していきます。
それではまた👋

酒井ゆうじ造型工房 30cmサイズレジンキット ゴジラ1962 中禅寺湖キンゴジ

2021-06-04 21:53:00 | ガレキ
ようやく、GODZILLA VS KONGの公開日が決まったようで。7月2日だそうで。
んーようやく……観れるのかな。まだ半信半疑ですが、とりあえず有休とって備えますw

そんな中ですが、少しでもニューキンゴジを応援すべく、今回はオールドなキンゴジをご紹介します。





酒井ゆうじ造型工房のレジンキット、中禅寺湖キンゴジです。組み立て、塗装は自分で行いました。
写真は完成したてホヤホヤを塗装ブースで撮ったものです。

接着にはマジックスムース、隙間埋めにはシアノン系の接着パテを使用しました。
塗装はフィニッシャーズのマルチプライマーを塗布後、ラッカー系塗料で混色した青緑っぽい色をエアブラシ、その後茶系を薄めにエアブラシしてあとは赤系、茶系、青系をエナメルでウォッシングし最後はアクリルガッシュでドライブラシ。仕上げにはパステルを擦り付けてつや消しトップコートしてあります。

青っぽいような灰色っぽいような茶っぽいような、劇中ではなんとも複雑な色味のキンゴジですが、拙いながらまずまず再現できたのではないかなと思います。













ちょっと光を当てて何枚か。(強く当てすぎて色味飛んでます……😩)

どっしりとして可愛カッコイイ、なんとなく動きが多くてわちゃわちゃしてる中禅寺のキンゴジを忠実に再現した名キットと思います。

この中禅寺湖シーンの再現キットだと動きのある物がほとんどだと思うのですが(井上雅夫さんの踏ん張りキンゴジとか雲斎さん、鮫順さんのバンザイしてるキンゴジとか。全部名作!)これは敢えて「静」の一瞬を切り取ってある造形でオーソドックスにカッコイイんですよ。
その中でも尻尾の動きがまた良い!
ピヨンと跳ね上がり、動きの少ない中に確かな躍動感があってまさに酒井さんの造型の真骨頂という感じがします。


左からパラダイス(イノウエアーツ)NATOキンゴジ、エクスプラス リアルマスターコレクション 東宝30cmシリーズキンゴジ(茨木彰氏原型)、エクスプラス 大山竜キンゴジです。
ウチに30cmキンゴジ結構あるんじゃない?と思って並べたらご覧の通り結構いたw
もうこのサイズは良いかな……でも浅井造型さんの欲しいのよね……🙄















最後にジオラマで何枚か。現代の街並み×キンゴジってちょっと違和感かもですが、まぁこれはこれでかっこいいのではないですかね😆

というわけで酒井さんの中禅寺湖キンゴジのご紹介でした!
次回作はすでに進行中です……トゲトゲで大きくて大変苦労してますがとってもかっこいいゴジラです。完成したらまた載せますのでよろしければまたご覧になってください🙇‍♂️