ストーリー2
「待っときや」
その母の言葉から、
風呂玄関前で、は母に待たされ既に一時間以上になってきた。。
「ごめんなー」ってそんな顔をワタシに言うのであろうな…?
ワタシは怒ってやる、あ、でもかわいそうだろなて
待たせた上に
そんな事を考えていたワタシは、本当に健気な子供だな
そう、「ごめんなー」と言うたろう母が見えるだけが切にある
そんな色々考え過ぎて、、精も根も無くなった…
あ…やっと、風呂の玄関が開いたー❗
この戸かな?お母ちゃんかな?
「あ、お母ちゃん…!」やっときた
あれ?
お母ちゃんは、なんでか嬉しそ…?
お母ちゃんの横に誰か居る…?だれ?
その時
頭の中は急にスローモーションになった❗
ワタシの目には
お母ちゃんの今までの見たことのないすごく嬉しい顔をみた…
これなん?じっと見ているワタシ
なぜか、スローモーションになってきた…
既に玄関から歩いていくそれは言葉も無く…スローモーションでゆっくりワタシから過ぎ去っていく母…
そう、そのワタシの目の前に…過ぎている…なんで?
…嬉しい顔の母と、あの居ないはずだったお姉ちゃんがいた…
え…お..母..ち..ゃん…?なぜか頭の中はスローモーションだ…
お母ちゃんは
あ、横の姉の顔を隠してる(タオルで?)、姉の肩に手を回している。
そんな母の姿
姉への親しいやり方を、今まで見たことのなかった。。
まだ残る物があるようだ、またスローモーション
ワタシは
ただあの玄関から出てきた母から見た。
すっと歩いて目の前のワタシの姿に過ぎ去ってきた、そして母と姉の後ろ姿をみたワタシだ。
それでもまだ来ても、母はワタシを無視しのままだ…
何の言葉もない…母が見える
すると母は顔を後ろにしてワタシに言葉を投げた、こういうのである
「◯◯子、行くでー❗」だけ
幼いワタシの頭には何の状況なのか、全くわからない…。
あのまるで湯気な様な真っ白い物が、頭の中に回ってる
あの「待っとき」
という母の言葉がこだまにしている、、
怒ろうと思うのに、怒りたいと言いたいのに何も言えない
ただ疲れすぎてる。
そこから帰ってから毎回頭がさっぱり解らんかった
ただずっと頭の中は、真っ白になったままになった
(なぜか真っ黒でなかった)
この人生を始めてしまった
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