軽いノリノリのイルカ
満島ひかり 回文 / 又吉直樹 掌編小説
満島ひかりさん作の回文を元に
又吉直樹さんが短編小説にしてゆく
という1冊です
満島ひかりさんと回文作家の
石津ちひろさん、コジヤジコさん
との対談も収録
不思議な世界が広がっていましたが
すごく好きな作品があって
満島さん作
「メカとか駄目なメダカとカメ」 を
小説にした
「なぜ か 電化製品が 壊れ やす い。」
です
「電気にも波があるので
名前が水に関係ある人の電化製品には
メダカとか小さな亀とかが
間違って入っちゃうんですよ」とのことで
ノートパソコンを傾けたら
無数の小さなメダカが出てきた
という話
これ、ツボりました
回文…頭の体操にもなりそうなので
秋の夜長に挑戦してみようかと思います
マメクジラくん、海へいく
山下明生 文 / 村上康成 絵
マメクジラくんはナメクジです
村上康成さんの絵が好きなので
借りてみましたが よりによって
主人公は私の苦手なヤツ
借りてしまったから読むかと
読み始めたら これがめちゃ面白い!
心の骨を鍛えるために修行に出た
おじいさんをたずねて ひたすら
旅する小さなナメクジくん
おじいさんは遠い親戚の
クジラにも会いに行くと
言っていた、と海を目指します
出会う生き物 出会う生き物に
ナメクジということで嫌われて…
それでも海へたどり着くのです
途中 出会う生き物たちとの
やりとりが楽しい ♪
出逢えてよかった絵本…
というより童話でしょうか