どんぐりうさぎのタンポポ野原2

海辺の金魚 / 小川紗良 を読みました。

18歳までの10年間を
児童養護施設で暮らした主人公と
子供たちの物語

タイトルに惹かれたのと
役者、映画監督としても活躍中の
著者の小説ということで
興味を持ち図書館で借りました

ほうれん草の根元のピンク色や
海に放つ金魚など
鮮やかな映像が浮かぶので
映像ありきの小説だと思いました

ほうれん草の根元は
捨ててしまう家庭が多く
豊かではない象徴として
語られていることには
とても違和感があります
海に放つ金魚も然り
淡水魚なのだから
そこは池にしてほしい
主人公の内面を描くためには
海でないといけなかった
…のかもしれませんが

ネット検索によると
映画版の方で
海に放ったら死んでしまうことは
わかっている上で
観る側に取り方を
ゆだねるとありましたが

小説としては 主人公の内面が
丁寧に描かれていて
読後感は悪くありませんでした
ただ どうしても先に書いた2点が
腑に落ちませんでした
映画の方は観てみたいです 

*ほうれん草の根元に関しては 
10月7日に記事にしています 
よろしければ読んでみてください

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