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どんぐりうさぎのタンポポ野原2

初夏に読んだ2冊の本



君を守ろうとする猫の話/夏川草介

著者の作品は「神様のカルテ」原作の
映画を見たくらいで
本を読むのは初めてです
シリーズ1作目の「本を守ろうとする猫の話」
とともに図書館に予約をしましたが
シリーズ2作目のこちらが先に回ってきました

主人公は喘息持ちの女子中学生
著者は現役の医師でもあるため
喘息の症状にも嘘はなく そのため
ファンタジーの冒険小説ですが
臨場感があります
文章は読みやすく この小説の世界観は
ミヒャエル·エンデの「モモ」みたいだな
と思いました

もしアニメーションで映画化されたら
またワクワクしそうです





N/道尾秀介

帯にも書かれてある通り
物語の進む先が自分次第の長編小説
読む順序を変えると
ストーリーが全く違うものに
なるというお得な物語です

津村記久子さんの「サキの忘れ物」に
収録された小説
「真夜中をさまようゲームブック」にも
このような作品がありました

読んだことを忘れた頃再読してみると
新たな発見があり 1粒で何度でも
美味しい作品となりそうです


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