銀座「四宝堂」文房具店
上田健次
裏表紙に
「店を一人で切り盛りするのは、
どこかミステリアスな青年」
とあったので
勝手にファンタジーだと思い込んで
図書館で借りました
ファンタジーではなく
文房具店を舞台とした
5編からなる小説で、裏表紙には
「いつまでも涙が止まらない、
心あたたまる物語」
と書かれていますが
涙は出ませんでした…というか
いい話に持っていこう感が
見えてしまい
シリーズでもう1冊出ていますが
正直なところ
読まなくてもいいかなと思いました
ただ つまらなくはなかったです
人間関係が希薄な現代
おせっかいすぎる文房具店主に会いに
ひとの温かさに触れたくなる
心が弱っている時
そっと開いて世界に浸るのは
よく効く「読み薬」となりそうです
(1月24日 読了)
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バラエティに富んだ方達の
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(昨年11月17日 読了)