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どんぐりうさぎのタンポポ野原2

不思議な野鳥の習性ノンフィクション!🐤


ニワシドリのひみつを
もとめて
ものづくりする鳥のふしぎをさぐる旅
 鈴木まもる 


ニワシドリとは庭師鳥
巣ではなくアズマヤ(東屋)を作って
プロポーズをする
不思議な習性を持つ鳥についての
ノンフィクション

著者は絵本作家であり
鳥の巣研究家でもあります

この本は著者が子供の頃図書館で
アオアズマヤドリという
ニワシドリの一種の鳥の写真に
「この鳥は木の枝を立て、
2列のかべをつくり
その前に青いものをならべる」 と
書かれていたものを
見つけたことが忘れられずに
作家になってから
ニワシドリを求めて
オーストラリア パプアニューギニア
イリアンジャヤを訪ねた記録であり
著者の仮説が書かれているものです

著者の絵は 以前
メルヘン&アート月刊誌
MOEを愛読していたので
よく知っていましたし
私は野鳥が大好きなこともあり
この不思議な習性を持つ鳥と
著者の本に興味を持ちました

日本にいるセッカという鳥が
男の子が蜘蛛の巣の糸を使って
葉っぱを閉じて
器用に巣を作ることを
知っていますし
フグの種類には海底の砂の上に
不思議なサークルを作って
女の子を待つ習性を
もつものがいることを
テレビで見ました
本当に生き物の不思議さには
驚きとワクワクがいっぱいです



この本の中でも ある種類の
アズマヤドリの東屋は
直径1mくらいの円形の屋根のある
小屋の前に、赤や青の花や木の実、
虫の羽根、キノコ などなど、
いろいろなものが色別に
置かれていることが書かれていたり
カタツムリの殻をたっぷり
東屋の前に並べる種がいたり
自分の体の一部と同じ色の
コーヒーの赤い実や 人間の出した
ゴミなども使って飾り付ける種や
( 腐るものは使いません)
葉っぱを全て裏返して敷き詰める鳥
(葉っぱが古くなると
新しいものに交換します) など
不思議がいっぱい詰まっていました

なぜカタツムリの殻を
並べるか…についての
著者の仮説も載っています

児童書の扱いですが
大人の方にもおすすめです



【追 記】
 こちらを先に読むべきでした 
存在を知って後から借りたものです
 とても分かりやすく描かれた
  絵本図鑑になっています
(^o^)/



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