ネコシェフと海辺のお店
標野 凪
裏表紙には
「疲れた心にそっと寄り添う物語」
とあります
悩み多き人たちの前に
俳句 和歌に精通する博識の
猫シェフが突如現れ
食を振る舞ってくれる物語なのですが
登場の仕方が楽しくて
思わず笑ってしまうのです
登場する人たちの悩みは
深刻なのですが
ウィットに飛んでいて
楽しく一気に読み終えてしまいました
それから 猫 繋がりでもう1冊
わすれていいから/大森裕子
赤ちゃん猫と赤ちゃんの時から
共に育った1匹と1人 やがて
男の子が家を出てゆくまでが
猫の目線で 言葉少なに
綴られた 余韻の残る絵本
猫の表情もとても良くて
好きです
私にも子供の頃から
就職で家を出るまで ずっと
一緒だった 外猫の
三毛猫がいました
今の季節に読むのに ぴったりな
素敵な絵本だと思います
🐈