「どうしてうちが直さないといけないわけ?!」と教育委員会の学校施設課。
「学校も地域の施設だから…」とスポーツ推進課。
「学校が老朽化させて、たまたまタイミングが悪かっただけで…」と教頭。
学校のドアが壊れた。
タイミング悪く、
体育館を地域住民が使用している時だった。
「私が負ったのは事実だし、
弁償します。」と地域住民。
「それが体育館使用の約束です」と学校施設課。
「それでは、あまりにも申し訳ない…」をスポーツ推進課と教頭。
最終出来にはスポーツ推進課の予算で解決。
「教育委員会も冷たい…」と思ったが、
「学校施設を担う立場としては当然かも…」と思う。
問題なのは、
「どの部課もお金が無い」ということである。
人口が増えて、
世界的な企業も誘致した我が街。
どうして「お金が無い」のか?
思い当たるのは3つ。
1 市長が変わって予算を見直した。
2 児童生徒が増えて教育委員会の人員が増え、
教育委員会のお金が空になった。
3 物価高騰の煽り。
「1」にしては、
市長交代の影響が速すぎる。
「2」の可能性は考えられる。
人件費は物的予算よりも嵩む。
「3」の可能性は非常に大きい。
「給食費無償化」を進め始めた直後、
財布の中身は枯渇しているだろう。
我が街では
「児童用タブレットの貸し出しも
予備が無くなった。
再来年まで追加購入できない。」
そんな通知も届いた。
教室の天井が剝がれても
サッカーやバスケットのゴールが壊れても
「危険個所を避けて
使ってください」
修理修繕が進まない。
現場は不安だらけである。
裕福だと思っていた我が街が
こんなに貧乏なのだから……
やっぱり、
私も早々に退職して、
家庭農園を作って、
自給自足の生活をするかなぁ……