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たろすけ大分・雑感日記

いつ起きるのがわからないのが大災害。
できる限りの備えをして減災に努めたいと思っています・・。

シークレット花火に思うこと・・

2020年09月13日 | 花火関連日記
某日の撮影ポイントは、住宅街を抜けて上がる小高い公園の展望台・・。
駐車場で荷物の整理をしているときに散歩に来られた住民にお会いした。

『お邪魔しています』・・とご挨拶をしたら
『今日は車の出入りが普段より多いですね・・何かあるのですか?』
『え? 今日は花火が上がるので撮影に来ました・・』
『え! 花火があるのですか!?』・・と言うわけで教えてあげました・・。
『ありがとうございます・・みんなに教えてあげなくては・・』
・・と喜んで帰っていかれました・・。

花火は地元住民のご理解があってこそ開催出来るものであるはず。
ある意味ご迷惑になるかも知れないからだ・・。
なのに・・地元の住民の方にさえも知らせないシークレット花火・・。

この日は迫力ある美しい尺玉があがること・・せめて住民の方には
真っ先に知らせてあげて『全ての花火を漏らさず』
楽しんでもらうことすら許されないのだろうか・・。

   ☆    ☆    ☆

『密はダメ』・・ということは今のご時世に分からないでもない・・。
しかし10分程度の花火、『密』になるような集まり方をするだろうか?

日田の花火イベントは夏休み中の週末の金曜・土曜に開催していた・・。
宮崎のシーガイアでも同様に花火イベントが開催されていた・・。
下関でも海響ファンファーレという公開イベントで毎週花火が上げられていた。
どちらも公に公開されての開催だった・・。
なぜ地元大分ではシークレットでなければ開催できないのだろうか・・。

内輪だけの関係者だけが集まってまるで隠れたように花火を楽しむ・・。
当然、隠しようがなくその音で人々が知るところになるのだが
花火が見えるところに出たときには終わっている・・。
見ることが出来ず『騒音』にしかならない音に驚かされ
せっかくの花火を見たい思いを裏切られるだけの虚しさに失望・・。

短い時間でしか開催できないからこそ少しでも多くの人に見てもらうほうが
天高く開く美しい花火も咲き甲斐があるというものではなかろうか・・。
そもそもシークレットなはずが、地元民にすら知らせないのに
なぜか県外の人が訪れる様は、まさに『知らされたもん勝ち』なのだ。

・・にもかかわらず、シークレットのはずなのに
開催を匂わせるようなクイズまがいの書き込みが見られる・・。
花火を見たいモノには思わせぶりな小出しの情報しか与えられない・・。
この辛さは花火好きならわかるだろう・・。
いつも『詳しく知ることができなかった人』に残念な思いをさせる・・。
そんな『情報弱者』の気持ちがわかるだけにいたたまれない・・。
それは本来の花火の目的に反することではないだろうか? 

   ☆    ☆    ☆

コロナ禍で密を回避する為に非公開ルールや短時間打上などの制約が
課せられているようです。全国の花火業者が存続の危機に立たされ
花火屋さんも必死で頑張っておられます。
そのためにも花火打ち上げ許可を出すお役所さんも、そんな事情を鑑み
もっと柔軟に対処されることを願っています。

花火を上げる機会が少なくなった今こそ、
日本の素晴らしい花火を守るためにも微力ながら応援したいと思っています。
花火を見上げることの喜びをひとりでも多くの方々が
公平に見られるようになることを心から願っています m(..)m

   ☆    ☆    ☆


●本文で失礼な表現があったので若干改めさせていただきました・・ m(..)m
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