たろすけ大分・雑感日記

いつ起きるのがわからないのが大災害。
できる限りの備えをして減災に努めたいと思っています・・。

北朝鮮の明暗とタリウム殺害疑惑で思うこと

2005年11月06日 | 一般ニュースから
サンデーモーニングを見た。

『父は飢え死にした… 母は物乞いに行きました…』と、力なく話す残された2人の子供たち。その一方で盛大なマスゲームの様子を誇らしげに外部に宣伝する北朝鮮という国。

日本人拉致事件をかっての日本の非道な植民地政策を盾に正当化しているとしか思えない発言。また日本から亡命したという女性を外交の駆け引きに利用していながら“人道的見地から…”と平然と外部に向かって言うしかない貧しい外交術…。

ごく一握りの特権階級の自己保身の体制維持のために誰が一番苦しんでいるのかを顧みようとしないこうした政治体制を、アタリマエと考える首脳陣のいる国。これが“独裁国家”と言わなくして一体でなんであろうか。

一方、女子高生が劇物のタリウムで母親を実験台に使ったという。
科学的知識は人並みはずれて豊富だったというが、そこに欠けているのは人として真っ先に知らなければならない“命の大切さ”。しかし現代社会は懸命に“命の軽さ”を生まれながらに子どもたちに植え込もう… いや“洗脳”しようとしているのではないか。

北朝鮮の首脳陣、かたや日本でのこの女子高生。
そこに共通するのは“命の大切さ”を知らない人間の行き着く先を暗示しているようでならない。

●追伸:劇物を女子高生に売った薬局を非難する“識者”たちよ…。
 あなたがたは生まれてこのかた“他人に騙されたことはない”と言い切れるのだろうか?
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