反省の色なし、三菱自動車 …その３

三菱のリコール隠し…　というか欠陥隠し・・　何でもバスの非常口の近くの座席の固定に欠陥があって乗客がケガをしたことを過小申告し、隠していたという。まったく凝りない会社だ。いったいいつまでウソを付けば気が済むのか。どこまでユーザーを馬鹿にし続ければ気がすむのか。

対象車を使っているバス会社は『この車はリコール対象車です』…と、乗客に車内放送し、該当する座席を使用禁止にしたことを説明している場面がニュースで伝えられていた。まったく笑止千万だ。利用している乗客はいい気分がするはずがない。

先日、“あ詫び”なる全面広告が２日に渡って掲載されたばかりの三菱自動車…　しかしそれが表面だけのものに過ぎないことがまたまた明白になった。オオカミ少年顔負けのウソ企業である。

リコール隠しによって大切なユーザーに犠牲者まで出したというのに、その責任者は自己保身に血道を上げ、“無罪”を主張しているという。これでもし本当に無罪になんかなるようなら“そんな企業の車を信頼して買ったユーザーが馬鹿”といわんばかりであり、社長もそう主張しているのと同じではないか。

ユーザーに本当に謝罪する気持ちがあるのなら、まず責任者自らがその罪を認めることではないだろうか。それすらしようともせず、責任者は恥知らずにも無罪を主張し、形だけの謝罪広告などどうして信じられようか。

●旧・雑感日記 2004 10/10 14:50 書き込みの転載です。