私がここ房総のむらで実演をやる様になってから今年でちょうど20年。
今ではどの職員さんよりも古株になってきました(笑)
今では中々見る事が出来なくなった畳の手縫い作業。
私の親方など、昔はお客様の家の庭先で台を広げ一針一針縫いながら畳を仕上げていましたが今は機械の時代。
朝畳を引き上げて工場で作業し、夕方納品するのでお客様が畳工事を見る事はあまり有りません。
昨今は和室(畳)自体が無くなってきていますので若い人はまず見た事が無いのが普通です。
そんな今では珍しい、畳の手縫い実演に多くの人が足を止め見ていきます。
お客様と色々な話をしながら行う畳の手縫い実演は楽しいものです。
午後からは千葉市にある鈴木製畳(株)の工事主任、畳製作一級技能士でもある【畳屋えーちゃん】こと仲田さんが来てくれました。
実演中、私に代わりお客様のお相手もして頂き夕方まで応援して頂きました。
実演終了後、場所を変え一緒に畳屋談議をし、楽しい1日となりました。
本当に助かりました。有難うございました!
また懲りずにお越しくださいませ。
作業中、『大きい針!』『畳屋さんて凄いんだね!』なんて言葉をよく聞き、昔ながらの仕事を断片でも見られイ草の香りも楽しんで頂ける畳職人の基本である手縫いの実演。
次回は随分先の10月8日(日)になりますがご都合が合えば是非、房総のむらへお越しください。
そんな房総のむら、手縫い実演でございました。
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畳刺 父ちゃん
畳屋えーちゃん
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