幸村アルトさんの『コレットは死ぬことにした』14巻ネタバレ感想です。
『コレットは死ぬことにした』14巻では農耕神クロノスが意外な姿で登場。
ギリシャ神話を知らなくても楽しめます。
が、一応クロノスについて解説を載せておきますねd(^-^)
『コレットは死ぬことにした』14巻
Vol.14 of Colette Decides to Die
著者:幸村アルト/カバーデザイン:fabric engine
発行:株式会社白泉社/2019年10月18日発売
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♥『コレットは死ぬことにした』14巻あらすじ
♥『コレットは死ぬことにした』14巻感想
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ギリシャ神話のクロノス
クロノスは大地と農耕の神です。
母は大地の神・ガイア、父は全宇宙の神・ウラノス。
クロノスは山よりも大きな巨神族ティーターンという古い神々の長でもあります。
ちなみにウラノスは全宇宙の神なので果てしなくデカイ体躯を持つ設定です。
Σ(゚□゚)果てしないってどういうこと?
ということは考えちゃダメ。
クロノスは全宇宙を統べた二番目の神々の王にもなります。
妻・レアとの子供はヘスティア、デメテル、ヘラ、ハデス、ポセイドン、ゼウスら。
子の名前は聞いたことあるっしょ?
ハデス以外はオリンポスの神々ね。
アニメ的に言うならば……
ウラノスやガイアが第1形態(超デカイ)
クロノス世代が第2形態(デカイ)
オリンポスの神々は第3形態(人型)
クロノス世代が第2形態(デカイ)
オリンポスの神々は第3形態(人型)
ってところでしょうか?
母・ガイアの命令で父ウラノスをやっつけたクロノスは、父と同じ事をやってガイアの怒りをかいます。
「お前も自分の子に権力を奪われるからなー!(*`Д´*)ノシ」と予言を受けます。
そりゃヤベェってんで、クロノスさんたら子供が生まれる度に丸飲みします。
進撃の巨人か!Σ(゚□゚)ガーン
ヘスティア、デメテル、ヘラ、ハデス、ポセイドンの順に飲んじゃう。
最後に生まれたゼウスは母・レアが偽ってクロノスに石を食べさて助かるの。
そしてクレタ島でこっそり育てられます。
ゼウスはクロノスに神酒を飲ませ、飲み込んだ時とは逆の順に兄妹達を吐き出させます。
この時に兄妹の序列が変わり、末っ子ゼウスくんが最高神になったそうな。
その後、兄妹達は力を合わせてクロノス達ティーターン(巨神族)との戦いに勝利します。
と言うわけで、オリンポスの神々に敗北した巨神クロノス。
『コレットは死ぬことにした』14巻でカワイイ姿になってコレットの前に現れるよ♪
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『コレットは死ぬことにした』14巻あらすじ
夜は冥府で冥王ハデスとラブラブ、昼は地上で旅を続ける薬師コレット。
立ち寄った街でハデスとそっくりな赤ちゃんが1人でいるのを発見。
この赤ちゃん、普通に喋って空を飛ぶ。
しかも、自分はクロノスだと言うので、ひとまず冥府へ連れて行くことにした。
冥王ハデスは死者の裁判で忙しい。
クロノスのお付きのラダマンチュス達をハデスの部下にし、裁判官にしてはどうかという案が持ち上がる。
だが、裁判を見学していたミノスが感情を抑えられなくなり暴走。
本心が見える水鏡をたたき割ってしまう。
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『コレットは死ぬことにした』14巻感想
日本の神話とギリシャ神話ってよく似ているよね?
水鏡が壊されたので、それを作ったキュクロプスにハデスは会いに行きます。
日本の神話の鍛冶の神様も、キュクロプスにそっくりなのよ。
キュクロプスは単眼の巨人で下級神。
アルゲース、ステロペース、ブロンテースという3兄妹でガイアの息子たち。
ウラノスは見た目が悪い子を嫌って地獄に落としたりしていたのよ。
それでキレたガイアは、子供達に父を討てと命令して、「俺が俺が」と手をあげたのクロノスだったのね。
『コレットは死ぬことにした』14巻の後半で珍しくカッコイイ、女好きってだけじゃないゼウス様が見られるよ。
その昔、ゼウスに助けられたキュクロプスからお礼にもらった雷霆をガンガン使っています。
わぁ、最高神っぽーい(〃'▽'〃)
ちなみに、ポセイドンは三叉の銛、ハデスは隠れ兜をもらいました。
それにしても、巻が進むにしたがってコレットはどんどん可愛くなるなぁ。
そしてハデスは色っぽくてカッコイイわ。
『コレットは死ぬことにした』15巻も楽しみだわ~(〃▽〃)
以上『コレットは死ぬことにした』14巻感想でした。
ご訪問ありがとうございました(人´∀`*)
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