昨日の続き。
来る予定だった友達は、勿論来られるわけもなく、別の用事でこっちに来る予定だった共通の友人(富山在住の彼女は仕事後に深夜バスで来る予定でした)と連絡をとり、新大阪からその子の家に行きました。
そのまま自宅に戻るのが、なんだか不安だったみたいです。
同県の友人の一人は、新宿の高層ビルにいたんですが、ビルから降りるのも大変だし電車は止まってるしで軽くパニックになっていて。
TVの交通情報を確認してメールで伝えたり、少しでも落ち着くようにと小まめにやり取りしていました。
だいぶ遅くはなったけれど、なんとか動き出した電車に乗れて無事に帰宅できたと聞いたときは安心しました。
その後、計画停電が何度かありましたよね。
信号機も外灯も消えた、誰一人歩いてない静かな夕暮れの景色を窓から眺めて、すごく不思議な気持ちになったのを覚えています。
世界の終わりってこんな感じなのかもしれないなぁと。
家族でご飯を食べてるときに電気が消えて、蝋燭をつけながらカセットコンロにかけた鍋を食べたこと。
TVもつかないから、蝋燭の明かりだけでトランプをやったら、思いの外盛り上がったこと。
こたつが付かないから、中に湯たんぽを入れていたこと。
人間、意外と電気がなくても長時間でなければなんとかなるもんだなぁと思いました。
それも直接の被災地ではなかったから言えることです。
家族が全員無事だったから言えることです。
生きてるだけで丸儲け、なんて言葉がありますが、そのとおりだなぁと思ったり。
死ぬこと以外は掠り傷、なんて言葉もあります。
私は比較的メンタル強め(とよく言われます)なので、とりあえず元気にたくましく生きていこうと思います。
………とりあえず、防災グッズの確認しときます。