S.E裏千家茶道教室 お茶のひと時

つれづれなるままにパソコンに向かいて
心にうつりゆく茶道教室の話題を書きつくれば。。。。

早春のお菓子(鶯餅)

2025-03-17 10:14:54 | 紅茶、茶道&マナ-のお話

鶯餅は本来なら、2月のお菓子。

しかし・・・定まらない昨今の季節、3月のお茶のお稽古用に作る。

中は、小豆餡で少し大徳寺納豆を入れてみる。

インパクトがあり、美味しい!!

器は、プラナカン、香港で購入した古い物。

ひし形の干菓子を添える。

梅も本来なら、2月だけれど、3月天満宮のお席に寄せて貰ったら、丁度満開。

ほんのりとした香を漂よせ、、、、咲き誇っている。

お席で良く思うのだけれど・・・最近では、女性でもズボンをはき、軽装で参加する方がある。

まぁ、例えば、市民会館とか、とてもカジュアルな席では良いと思うけれど、天満宮とか、玉林院とか、由緒ある

神社仏閣でのお席はそれなりに服装を整えるべきと思う。

つい、昨日の玉林院、ご住職同席でのお席・・・その中で、カジュアルなズボンとカジュアルな上着で参加の男性がおられた。

感性を疑う。

たとえ知らない人との同席でも、一座建立、心地よくお茶を頂きたいものである。

ホテルでも、ドレスコードが設けられている処がある。

主催者側もそのあたりをお知らせしたらどうでしょうか?

 

 


桃の節句、稽古茶事(正午の茶事)

2025-03-06 15:55:57 | 紅茶、茶道&マナ-のお話

少しずつ暖かくなり始めた、2025年3月2日、久し振りに稽古茶事をする。

天気予報では、雨模様との事、待合、露地、色々気にかかっていたが、何とか曇りでして・・・・予定どうり10時にスタート。

正午の茶事は後炭手前をする約束で、亭主役のSさんと、初炭手前を含め、猛復習。

懐石は分担して作る。

炉の茶事は、炭手前が最初。

(気合を入れ、釜を持ち上げ、炭手前が始まる)

まき灰も久し振りでして・・・(たるんでいますね)

しかしながら、何とか綺麗な灰に出来上がった。

(炉中の拝見、香は松栄堂の”松の齢”)

火もうまくついた模様で、飯、汁、向付けからと運ぶ、懐石が始まる。

☆向付けは、貝柱、

☆汁は蓬生麩+こごみ

煮物碗は

エビしんじょう、菜の花添え

八寸は、小鯛と蕗の薹の味噌添え

亭主は自分の杯を使いで、千鳥も出来ました

懐石の後は、主菓子を頂き、中立。

主菓子は、某有名な菓子店の”ひちぎり”。美味しかったです。

銅鑼の音を聞き、再び席入り。お花は平凡だけど、桃の花+菜の花

今回のテーマは、雛祭り。

濃茶は、雪洞の水差しを使い、”茶筅飾り”。

濃茶の後は、後炭手前。

炭を整えた後は、各服点てで薄茶を頂く。

 

お菓子は、さわらびと煎餅。ひし形の盆に乗せる。

正午の茶事はおよそ4時間。

今回は亭主のSさんの迅速な働きもあり、4時間半で終わる事が出来た。

亭主のSさん、前日からのお手伝いの方々、又参加の皆さん、写真担当して頂いたTさん、ありがとうございました。そして・・・大変お疲れ様でした。

私の方、水屋担当のお役で、一人で奮闘!大変疲れましたが、乗り切る事が出来ました。

今後の提案としまして、初座、後座と担当を分けたり、水屋は二人にしたり、そうすると、参加者の負担が軽くなり、良いのではないかと・・・。

 

茶事は、色々勉強出来楽しいです。

今回ご都合の合わなかった方々、次回は是非参加してみてください。。

 

 


梅と淡雪

2025-02-26 10:48:46 | 紅茶、茶道&マナ-のお話

天気予報は、もうすぐ暖かくなると言うが、本日26日は未だ~寒い。

24日、朝、頂妙寺のお席に寄せて貰いました。そしたら、予報どうりに・・・・雪が降って来た。

同じ雪でも、茶庭に降る雪はなんだか風情がある。

今月お茶四ケ伝のお稽古用に、二種のお菓子を作る。

一つは、練り切りで、梅の型に抜き作る。

銘を:春告草とする

もう一つは、白身を泡立てて+寒天で作る。インパクトに大徳寺納豆を入れてみました。

銘は:淡雪

縁高に中に、季節を感じて貰えば。。。。

 

24日でウクライナ戦争勃発から3年。

平和な日常が奪われ、多くの尊い命も奪われた。

悪魔の様なプーチンと大馬鹿なトランプがウクライナをあざ笑う様に、勝手な取り決めをしようとしている。

地球上には、多くの賢人がいるのに、何も出来ないのだろうか??????


2025年2月のお菓子

2025-02-17 16:43:15 | 紅茶、茶道&マナ-のお話

2月のお茶のお稽古用に、お菓子を2種類作る。

一つは:練り切りで、中の餡を食紅で緑にして名を「下萌え」とする。

シノワズリのお皿にのせてみました。

柔らかく、美味しいです。

 

もう一つは:こちらも練り切りで、バレンタイン趣向で、白あんに溶かしたチョコを混ぜてみました。

カリコのお皿にのせました。

銘は、まさしく「バレンタイン」。

中はイチゴをこしあんで包む。

チョコの味がして、和洋折衷で美味しかった。

しかし・・・翌日迄は大丈夫だったけれど、2日目は中のイチゴから水分が出て、外側が柔らかくなりすぎで( ;∀;)・・・未だ~修行が要る

トランプ政権でこれから世界はどの様に変わって行くのでしょう?

新聞では、ウクライナと戦い戦士した若いロシア兵士には、日本円で2000万支給されるとの事。

そして、遺族はこのお金で家を買ったり、車を買ったりとか・・・

人間の心が氷になってゆくのでしょうか?

 

 

 


S.E裏千家茶道教室、2025年初釜

2025-01-16 16:07:07 | 紅茶、茶道&マナ-のお話

2025年1月12日、10時、初釜で新年をお祝いしました。

参加して頂いたのは、今年は7名。

私事ですが、今年はクリスマス茶会から始まり、年末~お正月と娘二人、孫たち家族一同が揃い、お節&お世話&旅行と

行事が重なりで、毎日がフル回転。

嵐が去った後は、後始末と初釜の準備。

股関節の痛みは、年末に痛み止めの注射を打ってもらいで・・・痛みはやわらぎ、何とか初釜まで漕ぎつく事が出来た((^^♪

そして・・・皆さんと初釜をお祝い出来、何より幸せで嬉しく思った。

最初は濃茶、”無上”をSさんに練ってもらった。

少し、ブレイクの後は薄茶をもう一方のSさんのお点前で。

ランチは昨年と同じお店のお弁当。一献と共に。

 

(参加のメンバーでパチリ)

メンバーの方が動画を撮ってくださったので、UPしてみました。御覧ください。


第15回、クリスマス茶会(於:S.E裏千家茶道教室)

2024-12-25 20:47:13 | 紅茶、茶道&マナ-のお話

 

急に冷え込んだ、令和6年、12月22日(日)午前10時より、第15回目の”クリスマス茶会”を開催する。

今回は11名が参加してくださった。

色々考えたけれど、初陣の点前のTさんは立礼のお稽古をされているので、立礼にした。

(席入りの前の茶室の雰囲気)

(Tさんの点前)

(手作りの練り切り)

お茶の後は、ランチ。

今年は、皆の持ち寄り。

私は、ジンジャーブレッドマンとシュトレーンを準備する。

他にも用意したかったけれど、10月より整形外科に週2回も行っておりで、時間が無かった~~( ;∀;)。

お料理が並んだところで、皆でシャンパンで乾杯!!

そして、心のこもった皆さんのお料理を頂く。

そして・・・恒例のクリスマスtea。

今回はTWGのルワンダエクスプレス、他。

ワイワイガヤ~~。

楽しい時間を過ごす。

体は色々と不都合が出た今年だったけれど、何とか無事にクリスマス茶会が出来、又、メンバー、友人、ご近所の方も参加して下さり

嬉しく思った。

水屋のお世話になった、Sさん、Tさん、お点前のTさん、写真担当のCさんありがとう!

参加の皆さんもありがとう


寒菊(12月手作り和菓子)

2024-12-19 17:09:07 | 紅茶、茶道&マナ-のお話

本日は12月19日。

京都は朝から雪が舞い、本格的な冬の到来!

ついこの間まで、暑い~と言っていたのに・・・・。季節は本当に駆け足で訪れる。

股関節は未だ痛むけれど、それでもお稽古に通ってくださるメンバーには最善を尽くしたい。

先週の四ケ伝のお稽古には、手作りお菓子”寒菊”を準備した。

後は白い外郎、ドライオレンジ。

縁高の中に、初冬を感じて貰えば嬉しい。

12月16日、玉林院のお席に寄せて貰った。

点前は片桐石州の流れを汲む「鎮信流」。

九州、平戸から見えたとの事。露地の紅葉が可愛くパチリ。

 


自灯明(じとうみょう)

2024-11-23 16:54:01 | 紅茶、茶道&マナ-のお話

本日は11月23日。秋を飛び越え、急に冬になった様で寒い。

(天満宮の紅葉)

しかし。。。案じられた紅葉の色づきもこの冷えで取り戻せそうで少し安心する。

私も紅葉狩りに行きたいところだけれど、9月辺りより股関節が痛み、出かける事が阻まれる( ;∀;)

歳を重ねても心は変わらず(皆そうだと思うけれど)このまま静かに歳をとって行くと思っていたけれど

骨もそれなりに歳をとっている事に気づき、少々ショック

関節炎を早く治したいと焦り、北区にあるK接骨院に行く。

しかし・・・歩いた方が治ると言われ、信じ、歩きすぎ、悪化

接骨院は責任は無いと言うしで、悔しい思いをしている。

皆さんも接骨院選びは慎重に!

11月の始め、炉開き用に”亥の子餅”を作った。

元来は中国の慣習で陰陽五行が元になるとか。

日本では、昔から亥の月、亥の日、亥の刻に食すると、万難を避けると言われた。

今年は、11月、7日、午後9時頃になる。

猪は多産で子孫繫栄、亥は水を表し、火災を防ぐとも言われる。

なんとしても、亥の子餅は食したい。

”自灯明”とは、自分自身を信じ自分の価値観や考えを基に生きる事。自分を信じる事。

素晴らしい言葉と思う。

私は、今は”自灯明”の手前、この病んだ心の支えを探している。


霜降(そうこう)

2024-10-31 10:42:06 | 紅茶、茶道&マナ-のお話

霜降とは二十四気の一つで 露が凝結して霜となる・・・と言う意味。

しかし・・・本日の京都はまだまだ暖かくで(24℃とか)霜なんて何処??

本日のニュ-ス、スペインバレンシアでは大雨が降り、多くの人が亡くなったとか。

地球はどうなるのだろう??

しかし、平民は案じるばかりで、日々の暮らしを送っている。

この間、用事で丹波の方に行くチャンスがあり、丹波栗を購入。

その栗で、”茶巾絞り”をする。

美味し~~い!!

残花は萩のかけ花入れに。


雁の涙

2024-10-20 14:43:16 | 紅茶、茶道&マナ-のお話

"秋の夜の露をば露と置きながら雁の涙や野辺を染むらん”

まぁ~なんと綺麗な詩でしょう!!

雁の涙で木々が美しく色ずくなんて!!

昨今は、10月も半ばなのに、なんと暖かい(暑い)。

そして、怖い!

こんな詩の様に、雁の涙の一滴~~で秋の景色になる事を願うばかり。

今月は神無月。

そして、茶の世界では、名残月。

名残というのは、茶がだんだんなくなって来ると言う意味と、半年使った風炉との別れであるという意味。

又、逝く秋をしみじみ思う月でもあるので、侘びさびを一層感じ心が落ち着く月でもある。

(昨今の暑さでは、ほど遠いが)

先週のお茶のお稽古は、四ケ伝の唐物。

二種の主菓子、一種の水菓子が約束。

一種は購入(右側)、一種は手作りで”松風”。

黒砂糖、小麦粉がベース。中は松の実、大徳寺納豆を入れる。

味が深み、美味しい!!

雁の涙が少しずつ落ち、早く秋色に染まりますように!。