S.E裏千家茶道教室 お茶のひと時

つれづれなるままにパソコンに向かいて
心にうつりゆく茶道教室の話題を書きつくれば。。。。

節分の和菓子(福は内)

2024-02-02 14:42:27 | 紅茶、茶道&マナ-のお話

明日3日は節分。

冬より春に移る節の分け目から、節分。

この日には、追儺(ついな)式と言って疫鬼を祓う儀式をする。

古く中国の習慣で、日本でも大昔から行われてたと言う。

庶民の私達は、豆まきをして家の中の鬼を追い払ったり、柊の枝にイワシの頭を刺し、家の玄関に置いたりする。

イワシと柊は鬼の苦手だからと事。

地元京都では吉田神社で豆まきがあるみたい。

お茶のお稽古でもそんな行事を楽しんで貰おうと、お菓子「福は内」と銘し、きんとんで赤鬼を作る。

      (たくさん作りました)

お稽古に来られる皆さん、如何でしょうか?

ちょっと遊びすぎたかな??


魁(さきがけ)

2024-02-02 14:07:05 | 紅茶、茶道&マナ-のお話

如月の異名を持つ二月がやって来た。

きさらぎとは・・・寒さの為に衣を重ねる事である。まさに明日からは北の方では雪が降り寒くなるとの事。

そんな寒いなか、梅がほころび始めた。

椿も未だ頑張っているし、そんな中、梅が「私もろそろ出番」と言っているみたい。

練り切り種を入れたキントンのお菓子を作る。中は黄身餡、銘は”紅梅”とする。

       (シノワズリのお皿にのせて)

しこしこして美味しいです(^^♪


S.E裏千家茶道教室 2024年初釜

2024-01-13 18:07:44 | 紅茶、茶道&マナ-のお話
 
 
          (Sさんによる台子薄茶点前。棗、茶杓、茶筅の清めは水の流れる様! 編集はAさん)
               お二人ご協力ありがとうございました<m(__)m。
 
2024年、1/7初釜で新年をお祝いする。
寒い中10人のお出ましを頂く。
挨拶の後、濃茶、薄茶 ブレイクの後、お弁当。そして恒例のくじ引き。
 
  
(手作り花びら餅:ごぼうが柔らかく。もちもちで美味しかった*自画自賛)
 
          
 
            (水屋担当の三人、頑張りました)
 
今年も無事、初釜で新年をお祝いする事が出来ました。
Dさん、Sさん、そしてお出ましの皆さん、ありがとうございました。
 
”お稽古に来て良かった~”。。。今年もそんな教室を目指します!

クリスマス茶会

2023-12-18 18:00:06 | 紅茶、茶道&マナ-のお話

R5、12/17(日)10時~12:30第15回目のクリスマス茶会開催する。

 

今回は竜安寺教室に移転して2回目となる。

天気予報は急に寒くなり8度と言うし、少し心配だったけど晴れで少しほっとする。

そんな寒さの中12名の方が足を運んで下さり嬉しい限り。

10時スタートでお茶、お菓子を召し上がって頂いた。

  

茶会を迎えたその週は、出かける事が多く、おまけに前日も茶会へ寄せて貰い、午後から気合を入れ、お菓子、サンドイッチを作る。

クリスマスバージョンの練り切りも柔らかく美味しい(自画自賛)

11時少し前、お茶席が終わり、ブレイクの後、狭いけれどキッチンスぺ-スで、ワイン、ジンジャーエールで

”メリークリスマス”。

紅茶を入れ、サンドイッチ、ジンジャーブレッドマン(写真無し)、シュトレーン、メンバが焼いて持参のバナナケ-キ、

差し入れの柿、リンゴ、クッキー、その他でお話しが盛り上がる。

参加の皆さんありがとうございました。

お点前のNさん、水屋のSさん、Tさん、Sさんもありがとう。

平和な日本、健康に感謝です。


晩秋のお菓子

2023-12-15 19:00:33 | 紅茶、茶道&マナ-のお話

時速70キロで走っていると、毎日がアッと言う間に過ぎる。

おまけに、最近は片道約20分で竜安寺の教室迄歩いているので、余計に時間が無いのかもしれない。

12月のお茶席のお菓子も早くアップしたかったのだけど、なんだか急に📱を変え、慣れるまで時間がかかりで・・・・

紅葉もほとんど散り落ちたけれど、壺庭の小さなもみじは未だ頑張っている。

黄色いお菓子は銘を”秋の山路”と付ける。

スペインで買ったお皿には、向うが「松風」、点前が「イモ羊羹」、どちらも素朴で美味しい。好評でした(^^♪


嵯峨野の紅葉&主菓子

2023-11-30 10:02:02 | 紅茶、茶道&マナ-のお話

今年の紅葉はとっ~~ても綺麗!!

京都嵐山近辺はオーバ-ツーリズムで、少々出向く気がしなかったけれど、お誘いを受け出かけた。

竹林から落柿舎に続く道は、本当!びっくりする位の人、人、又人。ほとんど外国人(*_*)。

そんな中、釈迦堂の近くの”宝筐院”に寄せて貰う。

門をくぐると、そこは・・・紅葉100%の世界!

  

何所を見ても綺麗すぎてパチリ~~が止まらない。

そのあとは久しぶりに”二尊院”迄足を延ばした。

こちらの紅葉も綺麗だったけれど、宝筐院のインパクトで美しさが褪せる。

11月の四ヶ伝、盆点用に、おなじみの、亥の子餅、リンゴきんとん、柿を準備する。

亥の子餅は、古くは平安時代より、旧暦十月の亥の日(玄猪)の亥の刻に食したと言う。

猪が多産で子孫繫栄を願い、広まったとの事。

それなら、何故茶道、炉開き時に食されるのでしょう。

それは・・・猪が火の神さんである愛宕神社のお使いとされ、玄猪に炉開きをすると火の祟りを受けないとされるから。

古くからのそういう言われは守りたいもの。

イスラエル、ハマスの戦闘も一時休止。

多くの命が奪われる前にどうして休止にならなかったのでしょう?

本日の新聞によると、ヨルダン川西岸でも、パレスチナ人とイスラエル人との争いが続いていると言う。

他国から侵入されない、平和な日本に住んでいると遠い話だと思ってしまう。

何も出来ず、心を痛める。


飯後の稽古茶事

2023-11-02 15:37:12 | 紅茶、茶道&マナ-のお話

令和5年、10/29(日)10:00am、久しぶりに稽古茶事をする。

最初は正午の茶事の予定だったけれど、参加人数が3人となり、水屋担当が一人(私)の厳しい状況でして・・・

それなら・・・”飯後の茶事”なら何とか出来そうと内容を変更して開催。

飯後の茶事の簡単な流れは・・①吸い物+向付け ②八寸、その間に、一献 ③炭手前 ④お菓子 仲立ちの後、続き薄茶(各服点て)となる。

(柿、むかご、栗、リンゴの白和え、吸い物は簡単エビしんじょう)   (山の物は万願寺ししとう 海の物は味付け鮭)

 

①、②は私の担当、③以降は参加者のSさんにお願いする。

私の準備する大切な事の一つは・・灰型。以前に講習会に参加したけれど、久し振りで悪戦苦闘、やり直しで2日かかった。修行が足りません( ;∀;)

そして、前日は.炭、懐石の準備、待合の準備&etc...... 

10月は侘びの季節、中置の炭手前となる。

勉強したつもりだったけれど、お菓子の後に炭手前と思い込み、肝心の炭手前の時には点炭が消え失せそうで、再び点炭をおこしたり(-_-;)

参加の皆さん御免んなさい。

記録の写真もほとんど無くて(参加の方の録画はありで)。

思い違いを含め、飯後の茶事は簡単と思ったけれど、やはり水屋はもう一人必要と実感。

・・・・反省点はあるけれど、参加の方からは、良かった、又やりたいと言う言葉を頂き、頑張る気持ちが湧いてきた。

今の時点で、次回茶事は、来年2024。2月の予定です。

内容は、千鳥を含む飯後の茶事と決まりました。

参加の皆さんお疲れ様!

☆飯後の茶事の後、菅原道真を偲んで、官天満宮で開催された

*”秋思祭”に参加。

こちらは、扶桑派のお家元による献茶、詩吟、二頭茶会がある

大変疲れていたけれど、何とか無事にこなせその後もダウンなしで、嬉しい限り。

御利益でしょうか?

*秋思蔡・・・秋思を詠み天皇の御衣を賜りしより一年、太宰府にて読まれた断腸の「9月10日

 

詩の一部です

去年の今夜清涼に侍す

秋思の詩編独り断腸

恩賜の御衣今此処に在り

捧持て毎日余香を拝す

(丁度昨年の今月今夜は清涼殿の菊の宴に陛下のお側近く侍していた。その時お褒めにあずかった秋思という題の詩も、今は悲しく断腸の思い出である。御感のあまり賜った御衣は今も大切に所持していて、毎日恭しく押し頂いて御移り香を拝しております)

 

 


秋の味覚&明恵上人

2023-10-12 16:22:07 | 紅茶、茶道&マナ-のお話

二十四気の一つ、寒露も過ぎ、15日頃は”霧降(そうこう)を迎える。

霧降とは、露が固まり霜となる事だとか・・・・。

日中はまだまだ日差しが強いけれど、朝晩は冷ややかで”秋”を感じられ、嬉しくなる。

昨日、11日は、久し振りに田舎へお墓参りに行った。

帰りは、裏の道(京北町を通り、高雄に出る道)を通った。

高雄は紅葉の名所で、今は青紅葉が爽やか。

折角だからと、近くにある高山寺を訪れた。ここは、鎌倉時代、明恵上人が栄西より茶ノ木を分けて貰い、栽培した由緒ある場所でもある。

ありました。最古の茶畑が!

 

秋の味覚、柿が店頭に並んでいる。

お菓子は、今週お席用に手作りしたもの。

中は小豆餡、外は求肥、芯はチョコ。柔らかく美味しい。

又~恐ろしい事が起きた!!

ガザのハマスによるイスラエルへの攻撃!

そして、イスラエルの報復!

16年間も塀に囲まれたパレスチナ人の生活。塀の外は青い芝生のイスラエル。

こんな悲惨な結末の前に、政治を司るトップ達は、お互いを認め合い、共存することが出来なかったのだろうか?

日々の生活を黙々と営む市民にはあまりにも惨たらしい。


名月(於:広沢の池)+月餅

2023-09-30 17:32:49 | 紅茶、茶道&マナ-のお話

未だなお日中は暑い~けれど・・・・

律儀な虫の合唱団はいつも高らかだし、そして、朝夕は少し~小さな秋の気配がする。

暑い~と言いながら雑事に追われているうちに、いつの間にか中秋の名月の頃で・・・・

昨年の中秋の名月は見たのかlなぁ~?・・・でも思い出せない。

コロナ以前は大覚寺の名月のイベントにはほとんど欠かさず行っていたので、慌ててネットで調べると、

船+お茶のセットで5000円、予約制と出ていた。入場料は500円。

ひゃ~~!知らないうちにそんな風になって!。

私がこの地に住み始めた10数年前は、無料で入れたし、又、参加料を納めると、月を愛でながらテラス席でお菓子&抹茶

が頂けた。おまけに二胡の演奏もありで。それは~風流だった。

大覚寺がそれならと、たまたまス-パ-で買った月見団子と抹茶を点てる簡単な一式、椅子を準備して、大覚寺ならず、”いざ~広沢の池”に向かった。

池が見える場所には、数人がおられたが、椅子に座り月を愛でながらの一服と洒落た。

久しぶりに月の鑑賞。綺麗だった。

シンガポ-ルの人々も中秋の名月は”ランタンフェスティバル”と言い皆が月を愛でる。

その時のお菓子は、”月餅”。

中国式のお饅頭であま~~い。

丁度シンガポ-ルに住む娘もお月見をしたとの事で、月餅の写真を送って来た。

*Single Yolk はアヒルの卵の黄身を塩漬けしたもの

*White Lotus は蓮の白あん

*真ん中の萬家はマリオットホテルの事

マリオットホテル製で中身は白あんとアヒルの卵が入っていると言う月餅。

娘も満月の月も見られたとの事で、遠く離れていても当たり前だけど同じ月を愛でていたんだなぁ~。


光琳菊

2023-09-25 15:38:52 | 紅茶、茶道&マナ-のお話

空も青く澄み、朝夕はほんの少しだけど涼しくなり、秋が近づいている。

竜安寺教室開設1周年茶会も無事に終わり、再び日々のお稽古に戻っている。

先週のお茶のお席用に”光琳菊”と銘し主菓子を作る。

ご存知の様に、光琳菊とは、尾形光琳が描いた(確か屏風?)菊の事。

巷の御菓子屋では、この菊を模して、光琳菊と銘を付け売っている。

・・・そして、私も同様に道明寺粉で作ってみた。

  (シノワズリのお皿にのせて)

尾形光琳は江戸時代中期の琳派の人でかくも有名な、風神雷神を描いた人。

そして、陶芸で有名な尾形乾山はその弟。

今年の猛暑で世界規模で干ばつ。

日本のお米も影響で、収穫はあまりよくないらしい。

野菜も同様で、ス-パ-ではいつもより高値・・・・・

アルゼンチンではトウモロコシの収穫が悪くインフレとの事。

ロシアは戦争をやめないし・・・

その他諸々で。これから先、どんな事が起こるのだろうか??

平和だけは守って欲しい!