音楽と映像の日々

50オヤジがバンドと映像制作にどっぷりハマってる日々の備忘録

aDrums/aD5のIndividual MIDIをPro Toolsで実現するためのTIPS

2018-12-12 17:56:22 | つぶやき

久しぶりの投稿ですが、やはり人気のIndividual MIDIの設定について・・・
最近プロドラマーからの問い合わせで、Pro Toolsで使いたいという人が多く、
自分では持ってないですが、調べてみました。

◆AVID Pro ToolsでIndividual MIDIレコーディングをする方法◆

ということで以下参照です。実際にソフトを持っていませんし、やってないので、
本当にできるかどうかは責任持てませんが、Individual MIDIをやる上で大切な部分を
クリアする手順はわかりました。 

以下はProToolsの設定になります。
事前にリファレンスマニュアルをダウンロードしておいていただくといいかと思います。
http://avid.force.com/pkb/articles/ja/user_guide/Pro-Tools-11-Translated-Documents

MIDIトラックを10個作ります。その入力にはそれぞれaD5のMIDI chを1〜10まで設定します。
10トラック全てを同時にレコーディングできるようにします。
(リファレンスのP.424に記載)

MIDI THRUをフィルターする設定をしてください。
aD5から入力されたMIDIデータはMACを経由して、aD5に戻って音源が2度鳴りしないように
MIDI THRUをカットする必要があります。
(リファレンスのP.425に記載)この項目ではないかと思われます。

MIDIレコーディングの設定で、「入力フィルタの設定」があると思いますので、
「ポリフォニックアフタータッチ」を記録できるようにしてください。
フィルターのチェックを外せばOKです(リファレンスのP.426に記載)
この情報で、ハイハットのオープンクローズの細やかな動きを記録します。

こんな感じです。実際にやった人がいればレスポンスいただけると嬉しいなぁ〜 


マルチMIDIレコーディングって・・・

2018-01-08 17:19:42 | つぶやき

最近またDTMの世界に舞い戻ることになってます。
昔はこう見えても、DTMの申し子(もう死語?)と言われた私ですが、
仕事上、どうしてもDAWの解説をせざるを得ない状況になり、最近のソフトを使ってみました。

やりたいことは、MIDIのマルチトラックレコーディング。
ATVのaD5という音源(aDrumsに搭載されているドラム音源)に搭載された
MIDI機能である「INDIVISUAL MIDI」を使うためのTIPSなのです。
しかし最近のDAWは難しい!!用語も含めて大変難しい!!

やりたいことを書くと・・・

1)電子ドラム(aDrumsとかaD5の繋がったR/Y社の電子ドラム)から
  各パッドごと個別のMIDIチャンネルが送信されるのを、
  マルチトラックでMIDIリアルタイムレコーディングをする。

2)aD5は発音しているので、DAWを経由したMIDIがループして二度鳴りしないように
  MIDI THRUをカットしたい。

3)ハイハットの開閉情報やシンバルのチョーク情報はポリフォニックアフタータッチで
  制御されているので、その情報をフィルターされたくない。
  フィルターされていることが多いので、それを外せればいいことだけ。 

 

結論として言えば、、、

・LOGIC PRO X
・Cubase PROとCubase Artist(それ以下のバージョンはだめ)
・SONAR全シリーズ(体験版からでもOK)※しかしSONARはギブソンに捨てられました→今やフリーソフト!
・PRO TOOLS(無料版でもできたが制限多し)
・Ability:さすが国産!MIDI THRUカットも対応していただけました!

惜しい!!!!!!
・STUDIO ONE(無料版のPrimeがタダとは思えないくらい素晴らしい)→ポリアフタータッチがダメでした(泣)

確認できたのはこの5つ。昔は当たり前のようにできた機能が最近はMIDIを使う人が少ない
ためにどんどん廃れていってる感じ。
中には、Ableton LIVEは、いいところまでできるのに、
ポリフォニックアフタータッチにフィルターがかかっているにもかかわらず、それを
解除するスイッチがないのです。LIVEはオーディオ系から来たシーケンサーだからかな??

この中でLogic Pro XについてはMIDI THRUのオフがかなり難しかったので、
個別に解説したいと思います。 

 


必ずやり遂げる。

2014-11-14 18:05:19 | つぶやき

めずらしく、仕事の話。

今のプロジェクトはずいぶん前からの夢だった。

今の自分があるのは、ある製品群(カテゴリー)のお客様のおかげだと思ってる。

そのカテゴリーは今や自社から綺麗さっぱり無くなり、ライバル会社の独壇場。

さらに一昨年、その事業を売却してしまい、製品を出さないどころか、大切なユーザーまで

手放すことになってしまった。

 

自分を育ててくれたユーザーを切り離されて、恩返しをしないといけないと心に誓った。

社内で同志を募ったが、賛同するものの、パワハラを怯えて尻込みをする人ばかりだった。

新しい部門で、頼れる部下がついた。彼は長年、その売却された事業を担当し、後始末を

させられた直後だった。彼を新しい部門に誘い、今回のプロジェクトを水面下で開始した。

 

どこもやらないプロジェクトを製品企画、開発業務委託と、開発部門でない部門が戦いを挑んだ。

社内の軋轢、横槍、経営層への根回しなど、とても厳しい道のりだった。

しかし、製品開発を進めるにつれ、社内から多くの応援の声が届いた。

「自分たちも買うから、絶対製品化してくれ!」

その声に押されて、いよいよ最終の御前会議までこぎつけた。

あと3日で結果はでるだろう。

勝利の美酒は、社内の承認ではなく、製品リリースの時までとっておくことにしよう。