最近またDTMの世界に舞い戻ることになってます。
昔はこう見えても、DTMの申し子(もう死語?)と言われた私ですが、
仕事上、どうしてもDAWの解説をせざるを得ない状況になり、最近のソフトを使ってみました。
やりたいことは、MIDIのマルチトラックレコーディング。
ATVのaD5という音源(aDrumsに搭載されているドラム音源)に搭載された
MIDI機能である「INDIVISUAL MIDI」を使うためのTIPSなのです。
しかし最近のDAWは難しい!!用語も含めて大変難しい!!
やりたいことを書くと・・・
1)電子ドラム(aDrumsとかaD5の繋がったR/Y社の電子ドラム)から
各パッドごと個別のMIDIチャンネルが送信されるのを、
マルチトラックでMIDIリアルタイムレコーディングをする。
2)aD5は発音しているので、DAWを経由したMIDIがループして二度鳴りしないように
MIDI THRUをカットしたい。
3)ハイハットの開閉情報やシンバルのチョーク情報はポリフォニックアフタータッチで
制御されているので、その情報をフィルターされたくない。
フィルターされていることが多いので、それを外せればいいことだけ。
結論として言えば、、、
・LOGIC PRO X
・Cubase PROとCubase Artist(それ以下のバージョンはだめ)
・SONAR全シリーズ(体験版からでもOK)※しかしSONARはギブソンに捨てられました→今やフリーソフト!
・PRO TOOLS(無料版でもできたが制限多し)
・Ability:さすが国産!MIDI THRUカットも対応していただけました!
惜しい!!!!!!
・STUDIO ONE(無料版のPrimeがタダとは思えないくらい素晴らしい)→ポリアフタータッチがダメでした(泣)
確認できたのはこの5つ。昔は当たり前のようにできた機能が最近はMIDIを使う人が少ない
ためにどんどん廃れていってる感じ。
中には、Ableton LIVEは、いいところまでできるのに、
ポリフォニックアフタータッチにフィルターがかかっているにもかかわらず、それを
解除するスイッチがないのです。LIVEはオーディオ系から来たシーケンサーだからかな??
この中でLogic Pro XについてはMIDI THRUのオフがかなり難しかったので、
個別に解説したいと思います。
それまで電子ドラムといえば、ただ音の出る練習パッドくらいにしか思っていませんでしたが、このドラムには感激しました。見た目がアコースティックだということよりも、ドラムを録音して音源を作りたいとおもう人には、このインディビジュアルMIDIという機能は非常に画期的でありがたい機能です。
aDrumsはサウンドストアで音色も増やせて進化するという考え方も斬新でした。
このブログは社長さんが個人的にやってるとお聞きしましたが、ショールームでもATVさんの考え方や想いを熱く語っておられ、本当に面白かったです。
ハードウェアだけでなく、ソフトウェアやサービスで買った人をどんどん楽しませてくれるようなATVらしさを感じられる製品やサービスをこれからも期待しています。
これからもずっと使っていただけるようにワクワクするサービスを提供したいと思っています。
またわからないことがあれば何なりとご連絡ください。