もうすぐ昼の部が始まりますね。
こちらに記事を立てておきます。
Kiinaの配信サービスの楽曲一覧を眺めて気がついたのですが、「KIYOSHI」名義で発表された曲は含まれていないのですね。解禁したのはコロムビアなので当然なのですが、長良のレーベルであるSOL BLADEから出されたものも。
ウルトラマンメビウスの主題歌と挿入歌はウルトラマンファンの皆さんからも高い評価をいただいていたので、残念です。
※時間休を取って夜の部に間に合わせました。
ツァーコンサートのラストが習志野と判明してから一般でチケットを取ったので後方の席でしたが、私に「最高」のピンクフェルトをくださった方と前後の席で再会できたり、ひとり置いてお隣はあの漆芸家のtonoさんだったりと、何気に嬉しい元気が出るお席でした。
Kiinaはとてもお元気で、涙のないラストコンサート。ご自分でも「終わりは次の始まり」とお話ししていましたが、きっと心の中には次のビジョンがしっかり描かれているのでしょう。
前半の演歌歌謡曲はいつも以上に力と魂をこめて、一曲一曲丁寧に歌ってくれました。
Kiinaの歌はもちろんですが、これまでKiinaを支えてくださったチームHKの皆さん、特にツァーのスタートから20年間、どんな時もKiinaのそばで以心伝心あらゆる曲をギターの弦に乗せてサポートしてくださった山本さんのお姿を来年は拝見出来ないんだなぁと、何だかそのことが信じられない気持ちでした。ツァースタート以来というのは大宮さんもそうなのですが、私の今日の席からは残念ながら大宮さんが全く見えませんでした。大宮さんのこともしみじみしたかったのですが。
紫ドレスの「雷鳴」を聴きながら、「この人はやっぱり戦う人なんだ」と思いました。無知無理解からくる偏見と悪意、世の中のあらゆる不条理と性別を超えたひとりの人間として戦う姿には神々しささえ感じました。
それにしても、Kiinaは関節が柔らかい!
階段に座りこんで歌う「雷鳴」。紫ドレスのスカートの中で脚がどんな形になっているかを想像すると、あの態勢であれだけ力強く歌うには並大抵ではない柔軟性とインナーマッスルが必要だということがわかります。
習志野文化ホールはスロープ式のワンフロアになっていて、後方席からは客席全体の様子がよく見渡せました。
ツァーラストということで特別の想いで駆けつけたファンも多かったのでしょう。「箱根」や「大井」「ズンドコ」では長年馴染んだ横振りで、「限サバ」「雷鳴」は全くテンポに乗り遅れない縦振りで。「白雲」はペンライトを消して拍手のみで。
お一人おひとりの事情や環境が違っていても、「Kiinaの歌う姿を記憶に刻もう」という思いは同じ。「Kiinaもバンドの皆さんも素晴らしいけれど、ファンもプロだ!」と、その中の一員として誇らしく思いました。
「オールシッティングでこれだけ盛り上がれるのか?!」という限サバも含めて、世の中の皆さんに今日の客席の様子を見ていただきたかったです。
MCでのKiinaの発言は(Kiinaが望んでいないので)控えさせていただきますが、ひとつだけ。「『最後』と言っといて半年で戻ってきたらどうしよう(笑)」と言った時に割れんばかりの拍手が起こりました。