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氷川きよしについて ★ by とねりこ

☆夜のプラットホーム〜Kiinaの歌声を味わい尽くす♬249

アルバム・カバー曲2曲めは、二葉あき子さんの「夜のプラットホーム」。Kiinaの歌唱はこちら

https://m.youtube.com/watch?v=Ng7GTZ10yNc

歌詞は歌ネットより。

https://www.uta-net.com/song/122171/

 

昭和22年に発表され大ヒットしたそうですが、元々は戦前の昭和14年に淡谷のり子さんがレコーディングされていました。

歌詞が戦地に赴く夫を見送る妻を連想させ、「『君いつ帰る』とは軟弱である。けしからん」と検閲に引っかかり発禁となったため、淡谷さん盤は幻となっているそうです。

その経緯は以前から知っていましたので、私はこの歌を聴くと愛する人の出征をホームの陰でひっそり見送る女性が浮かんできます。

 

戦後にこの曲をヒットさせた二葉あき子さんは、コロムビアでKiinaの大先輩にあたられますね。

90歳になるまで現役で歌っていらしたので、Kiinaがデビューしてからコロムビアでご挨拶したりNHKの番組でご一緒出来たりしたそうです。

2002年に二葉さんが「徹子の部屋」にゲスト出演された時に、二葉さんの口からKiinaが「可愛い」という言葉が出ていらしたようです。

こちら「徹子の部屋」ファンサイトです。

https://tetuko-room.geo.jp/2020/09/26/20020625/

 

奇しくもKiinaがアルバムでカバーした2011年に亡くなられましたが、更にこの4年後の2015年に故郷の広島市に「夜のプラットホーム」の歌碑が有志の方たちの手によって建立されたそうです。

 

Kiinaの「夜のプラットホーム」は、1曲前の「人生峠」とは真逆に、どこにも演歌臭ささがありませんね。

別に出征兵士を見送るシーンである必要はなくて、愛する人と胸が引き裂かれるように辛い別れをする女性の心情をKiinaは見事にドラマチックに歌いあげています。

特に3番の「さよなら さよなら」はほとんど絶唱になっていて、だからこそ最後の「君いて帰る」がより切なく胸に迫ってきます。

コメント一覧

チャチャチャ
こんにちは。「夜のプラットホーム」淡谷のり子も二葉あき子さんもご本人の歌われた姿は記憶にありません。この時期は歌詞の制限が多い時期だったのでしょうね。ヨイトマケの歌もやっと今、歌えるようになったし戦争に出征したら生きて帰って来るのが恥と思われた時代、歌謡界も難しい世界だったと思います。でもkiinaは負けてはいません。綺麗な澄んだ歌声で皆さんを魅了します。kiinaはいつも可愛いし、先輩の皆さんから可愛がられていたと思います。いつも礼儀正しいし。kiinaが帰って来るのをファンの皆さんは待っていますよ。
ぷーこ
ご無沙汰してます。
皆さま、いつも有り難うございます。
家族が出掛け、音量上げて、Kiinaの唄♪聴いてます。
胸がいっぱい。涙が出てきます。
早く早く、生歌きかせて欲しいです。
せり
おはようございます。二葉あき子さんの名曲ですね。徹子の部屋ではkiinaのことをかわいいと。kiinaは本当に御年輩の女性に大人気でしたね。二葉さんが歌を歌う時には自分がいなくなるとおっしゃってますがその歌の主人公にということですね、kiinaと同じです。歌は三分間のドラマ、イントロでお辞儀したkiinaが顔を上げた時は別人(歌の主人公)になったのを思い出しました。
サファイア
>歌詞が戦地に赴く夫を見送る妻を連想させ、「『君いつ帰る』とは軟弱である。けしからん」と検閲に引っかかり発禁となったため、淡谷さん盤は幻となっているそう

・・・まぁ、「そういう時代なんだ」と言われればそれまでですが、なんだそりゃ?!
確かに現代もいろいろ問題があって生きにくい世の中で、尚古主義の人が「昔は良かった」的な事を言いますが、このエピソードを聞くと「昔は昔で、生きにくい世の中だったのでは?!」と思ってしまいます(-_-;) 。
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