アルバム9曲めは、菅原都々子さんの「月がとっても青いから」。
Kiinaの歌唱はこちら↓
https://m.youtube.com/watch?v=q1gD3Mx9Atg
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/74177/
1955年(昭和30年)発表の菅原都々子さんのミリオンヒット曲ですね。作曲の陸奥明さんは菅原さんのお父様です。
どなたにも馴染みのある弾むようなイントロと明るくテンポの良いメロディー。
その前まで菅原さんは哀調を帯びたエレジーを沢山歌っていらしたそうですが、この曲でイメージを一新されたそうです。
「月がとっても青いから」と言えば、菅原さん独特の細かいビブラートの代名詞になっていますが、Kiinaがストレートに歌うと「丘を越えて」や「青春サイクリング」のようにも聴こえてきますね(笑)
それもまた良き!です。
それよりも、この曲で思い出されるのは2017年の「第49回思い出のメロディー」。
Kiinaは有働さんとともに2回めとなる司会の大役でした。
明日が90歳のお誕生日という菅原さんに「側にいてくださいね」と言われて、お歌いになっている間中ずっと手を繋いで差し上げていたKiina。
菅原さんの少女のようなはにかんだ笑顔と、「敬愛と優しさ」が服を着て立っているようなKiinaのエスコートぶりが、今でも鮮明に脳裏に焼きついています。
あの日以来、「月がとっても青いから」と言えばあの日の思メロのあのシーンが全てになりました。