「白雲の城」のカップリングは「あの娘は行っちゃった」です。
https://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COCA-15459.html
公式You Tubeより。
https://m.youtube.com/watch?v=Ey6ImSqoJWY
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/17008/
メインが重厚な正統派演歌だったからか、対照的にカップリング曲はメロディーも編曲も昭和テイストな作りで初心で純朴な青年が描かれていますね。
一見ありがちなテーマですが、改めてフルコーラス通しで聴いてみると、演歌歌手としてのKiinaの実力が「白雲の城」に負けないほど存分に発揮されていることが分かります。
この年は何といっても「白雲の城」が大勝負曲で、「あの娘は行っちゃった」はあまり歌う機会がなかったのでしょうか。暮れのクリコンのセットリストには入っていませんね。
でも、こぶし回しといい声の伸ばしといい、Kiinaの魅力がしっかりと詰めこまれた佳品だと思います。
「白雲の城」の場合は、こちらが襟を正して拝聴するという雰囲気に自然となってしまいますが、「あの娘は行っちゃった」の方は台所で包丁を握りながら鼻唄混じりで聴いても許される雰囲気がありますね。