アルバムカバー曲8曲めは、水原弘さん「黄昏のビギン」です。
https://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COCP-34503-4.html
Kiinaの歌唱はこちら↓
https://m.youtube.com/watch?v=En3adEdOnH0&pp=ygUk6buE5piP44Gu44OT44Ku44Oz44CA5rC35bed44GN44KI44GX
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/64764/
1959年、「黒い花びら」の次に出された「黒い落葉」のB面として収録されました。
長い間ジャズ愛好家の間で隠れた名曲として愛されてきましたが、ちあきなおみさんが歌ったことで作品の素晴らしさが知れ渡り、多くの歌手がカバーするようになりました。
このアルバムに「黄昏のビギン」を入れたのはKiinaご本人の希望だったと、カラオケ雑誌のインタビューで答えています。
「黄昏のビギン」は、若い恋人同士のぎこちないながらもロマンチックなデートを、後年に振り返って懐かしんでいる曲。言うなればもうセピア色になった写真を愛でる曲です。
もう大人になってしまった多くのリスナーがそれぞれの経験と重ね合わせてこの曲を聴いたのでしょう。
Kiinaの若い張りのある歌声は、今まさに黄昏の街を歩いている若い恋人同士の歌声のよう。ロマンチックだけれど、セピア色ではない。
これから先のふたりの恋の行方を応援したくなる曲になっていますね。
余談ですが。
この曲をKiinaの公式YouTubeで探すのに随分手間取りました。再生回数もあまり多くはありません。
1曲ずつ探していくと、再生回数からファンがKiinaのどんな曲を好んでいるのかが見えてきて、とても興味深いです。