アルバム5曲めは「かずら橋旅唄」です。Kiinaの歌唱はこちら↓
https://m.youtube.com/watch?v=3adZfykqTbA
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/122174/
かず翼先生・宮下健治先生の名コンビによる旅唄ですね。
「かずら橋」と言えば、徳島県祖谷川にかかる有名な橋。こんな橋です。
https://miyoshi-tourism.jp/spot/iyanokazurabashi/
曲のタイトルから真っ先に浮かんだのが、この地方に伝わる「祖谷の粉ひき唄」でした。
♪ 祖谷のかずら橋ゃ 蜘蛛の巣の如く
風も吹かんのにゆらゆらと
吹かんのに 吹かんのに風も
風も吹かんのにゆらゆらと…
いかにも落人伝説らしい哀調に満ちたメロディーと詩情溢れる歌詞が印象的で、好きな民謡のひとつです。
と思って「かずら橋旅唄」を聴いたら、まったく印象の違う曲でちょっと拍子抜けした記憶があります。
何というか、「恋を断ち切るために旅に出ました」的なごく普通の明るめの曲調の旅唄で、どうしてもかずら橋でなければいけなかった理由はないかな?みたいな。
3番の「揺れて詫びてる 心の旅路」が、かずら橋とイメージが重なるのでしょうね。
「祖谷」と言えば、私の中でどうしても「粉ひき唄」が浮かんできてしまいますが、「かずら橋旅唄」はゆったりとしたメロディーに旅情を感じるとても良い曲だと思います。
Kiinaは「恋を断ち切るぞ」という感じで、キレよく歌いました」とお話ししています。
「アルバム発表時にそんなに熱心に聴いた曲ではないのに、何だか最近やたらと聴いている気がするなぁ」とよくよく考えたら、「旅唄スペシャルBOX」に収録されていましたね。
実はこの中の「松山空港」が大のお気に入りで、車の中でDISC4をかけているとついでに(笑)「かずら橋旅唄」も流れてくるので、すっかり耳馴染みになっていたのでした。