喪中につき、新年のご挨拶を控えさせていただいております。
Kiinaファンの皆さまにおかれましては、今年もお元気で心をひとつにしてKiinaのお帰りをお待ち出来ればと願っております。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
年賀状の届かない今年の元日、Kiinaからの年賀状だけがひときわキラリと光っておりました。
何だか今後の展開に期待の持てそうなKiinaからのメッセージでしたね(^_^)
昨日は長年の念願だったオーチャードホールのジルベスターコンサートに行って来ました。
マエストロ・小林研一郎さんの指揮で、チャイコフスキー交響曲5番第4楽章を中心に、シベリウスのの「フィンランディア」やグリーグのピアノ協奏曲など、豪華な幕の内弁当をいただいた気分で大満足な2時間でした。
去年、気になってコンサートに行ってみた若手バイオリニストの周防亮介さん。コバケンさんのたってのご推薦でソリストてして参加してらっしゃいました。
マスネの「タイスの瞑想曲」、サラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」。深い抒情性をもって奏でられるバイオリンの音色に、2000人の聴衆が水を打ったようにシンと聴き入りました。
昨日の周防さんは、Kiinaが「恋人よ」を歌っていた時のような幅の広い黒のパンツに上からシフォンのようなチュールをドレスのようにまとってらっしゃいました。
長い髪、口紅。周防さんにはその装いが一番着心地が良くて自分らしくいられる姿なのでしょう。
演奏の素晴らしさは、耳の肥えた当日のリスナーがこぞって絶賛の投稿をSNSに寄せていたことで証明されています。
クラシックのファンにとっては、その演奏が心に刺さるかどうかだけが大事なのであって、男性だろうが女性だろうが、どんな服を着ていようが、音楽性とは何の関係もない。
「大事なことは何か」という視点が、ちょっと容姿やファッションの指向性が変わっただけでああだこうだと話題にするポップスのファンより、クラシックのファンの方がいっそシンプルで明快なんじゃないかなぁと、そんなことを考えさせられた一日でした。
年が明けたばかりの元日の大きな地震。
どうか被害が広がりませんようにと祈るばかりです。