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氷川きよしについて ★ by とねりこ

☆恋初めし〜KIINA.の歌声を味わい尽くす♬514

シングル「大丈夫/最上の船頭」Hタイプのカップリング曲は「恋初(そ)めし」です。KIINA.の歌唱はこちら↓

恋初めし - YouTube

歌詞は歌ネットより。

氷川きよし 恋初めし 歌詞 - 歌ネット

 

永井龍雲さんが文語体で歌詞を書いてくださったので、まるで明治か大正時代の少女の恋の物語のような雰囲気が漂っています。

竹久夢二の絵を見ているよう。文語体が片恋の切なさ儚さを一層際立たせています。

 

片恋ではあっても、必ずしも初恋というのではないのでしょう。何故なら主人公は人を好きになっていく時の心の揺れ動くさま〜明けても暮れても、花にも鳥にも君を想わずにいられない切なさも、別れる時の張り裂けそうな辛さも既に知っている。だからこそ、なおのことこの感情が恋に進んでいくことに臆病になっているのでしょう。

でも、きっと皆さん経験がおありだと思いますが、「恋ではないか?」と自覚した時には、もう引き返すことは出来ないのですよね?

 

この年のスペシャルコンサートで、泡の衣装でKIINA..が歌った「かなしみのマーメイド」と「恋初めし」。この2曲で「悲恋」というひとつの物語のように構成されていましたね。

KIINA.の切なげな表情があまりにも真に迫っていて、美しくて、ステージの立ち姿を見ながら、伝説の女優サラ・ベルナールはきっとこんな人だったのではないかと密かに想像しました。

 

悲しい曲だけれど、片恋の切なさが透明な水晶になって煌めきを放っているような、大好きな一曲です。「リクエストベスト」で5曲まで選べていたら投票していたのだけれど。

 

夕べ書き忘れましたが、永井龍雲さんのセルフカバーアルバム「完・自力本願」に「恋初めし」が収録されています。↓から歌い出しだけお聴きになることが出来ます。

永井龍雲/完・自力本願

コメント一覧

薫風
失礼しました。
恋初めし でした。
薫風
お久しぶりです。
いつも皆様の愛溢れる
コメント、楽しく読ま
せて頂いております。
とねりこ様、毎日
楽曲に対しての解説と
曲に対しての思いいれ
本当に頭が下がります

恋そめし 私も大好き
な一曲です。
ステージでの素晴らし
さが今でも、焼き付い
ております。
とねりこ様、これから
も無理なさらず、宜し
く御願いします。
チャチャチャ
おはようございます。「恋初めし」永井龍雲さんの曲は「カシスソーダを飲みながら」の時も思ったのですが優しさの中に心の中まで何かが残る(言葉が出て来ませんが)優しい気持ちを取り戻す?不思議な魅力が感じられます。ご本人の曲を聴いても同じ感覚です。永井流メロディーなのでしょうか。毎年長崎にも見えられます。永井さんのコンサート帰りは心の中が綺麗な純粋な気持ちで素に帰ったような感じで帰られて行くのではないのでしょうか。そんな印象を感じます。KIINAの歌唱も優しく、そんな感じで自然体の気持ちが心の中に入って、懐かしさも感じ、永井流、KIINA流が混じった小気味良い曲だと思います。
みつこ
>悲しい曲だけど片恋の切なさが透明な水晶になって煌めきを放っているような、大好きな一曲です。
とねりこさんのたとえが素晴らしい!本当にそう感じます。歌詞の美しさ、KIINA.の歌声の透明感、、シングル候補だったと聞きましたが、シングル発売して欲しかったですね。龍雲さんの歌唱も聴きましたが、私はやっぱりKIINA.の歌唱が好きです。龍雲さんのメロディーは流れが美しく、聴いて優しい気持ちになれます。
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