DISC4新曲2曲めは「黄金色の砂」です。KIINA.の歌唱はこちら↓
歌詞は歌ネットより。
鳥取砂丘を旅する歌ですね。
清瀬あきさんの詩情溢れる歌詞に伊藤薫先生がメランコリックなメロディーをつけてくださって、とても素敵なフォーク調の歌謡曲になりました。哀愁漂うKIINA.の歌声が胸に沁みます。
「紀州恋旅情」の主人公は未練を断ち切ろうとしていましたが、こちらの主人公はずっと引きずったままです。
鳥取砂丘から眺める夕日。
https://www.tori-guide.com/blog/1536
この夕日が沈みきるまでは、しばし主人公をメランコリックな気分に浸らせてあげましょう。
ところで、「鳥取砂丘」と言えば水森かおりさん。
ご当地ソングはもうすぐ47都道府県制覇だそうですが、個人的にはやはり「鳥取砂丘」が最高傑作だと思っています。「砂に埋もれて眠りたい」と思うほどの果てしない孤独感の表現は木下龍太郎先生ならでは。
あいにく私は鳥取砂丘へ行ったことはありません。KIINA.の「黄金色の砂」にしろ、かおりさんの「鳥取砂丘」にしろ、恋を捨てるほどの思いでなければ、なかなかこの場所へひとり旅で訪れることはないのかもしれませんね。