「旅うたスペシャルBOX」DISC4は近畿、中国、四国地方が歌の舞台です。その中に新たにレコーディングされた曲が4曲入っています。
1.デカンショ港(2016年「新・演歌名曲コレクション4-きよしの日本全国 歌の渡り鳥-」)
2.哀伝橋(2021年「南風」カップリング)
※3.紀州恋旅情(新)
※4.黄金色の砂(新)
※5.風の津和野(新)
6.恋の瀬戸内(2017年「新・演歌名曲コレクション5-男の絶唱-」)
7.かずら橋旅唄(2011年「演歌名曲コレクション15〜情熱のマリアッチ〜」
8.霧の中の愛子(「演歌名曲コレクション4〜番場の忠太郎〜」)
※9.松山空港(新)
10.きよしのよさこい鴎(2019年「大丈夫/最上の船頭」カップリング)
新曲1曲めは「紀州恋旅情」です。KIINA.の歌唱はこちら↓
歌詞は歌ネットより。
今回は紀州・和歌山県への思い出訪ね旅ですね。
那智の滝、潮岬、円月島へ。
私は和歌山県は高野山にしか行ったことがありませんでしたが、ここで歌われている円月島は南紀白浜の観光スポットとして有名なんですね。
円月島で夕日を見る時期やおすすめの場所は?周辺情報を詳しく紹介! | Favo白浜民宿旅
「沈む夕日がのぼる朝陽に見えてくる」と歌っているので、どうやら主人公は恋の未練を断ち切って新たな一歩を踏み出す覚悟が出来たようです。
曲のイントロを聴いて思い出したのが、2005年の「演歌名曲コレクション5〜初恋列車〜」に収録されていた「東京霧笛」でした。
どちらも作曲は桧原さとし先生。曲調もキー設定もどこか似ています。
KIINA.の高音の魅力を活かした高めのキー設定。「演コレ5」は私がこの年KIINA.に出逢って初めて買ったアルバムで、こんなにもよく響く高音で歌う演歌は初めてでした。
17年近い歳月の間に、変わらぬ高音の中により深みが増したような。
若い時の声も今の声も、どちらも素敵です。