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氷川きよしについて ★ by とねりこ

☆満天の瞳(ほし)〜Kiinaの歌声を味わい尽くす♬297

630日に明治座特別公演の千穐楽を無事に終えたあと、ほんの2週間ほどのお休みでKiinaは通常コンサートを再開しました。

その合間を縫って、「しぐれの港」を課題曲にした「HKのど自慢」、歌謡コンサート(「幾千もの祈り」を歌ってくれました)、「思い出のメロディー」(Kiinaは「かえり船」を)、長良グループ主催の「ティーンズカラオケ大会」

あの過酷な一か月公演による心身の疲れを2週間程度の休養でどれだけ癒すことが出来たのだろうかと思います。

もっとも、心の隅で(きよしくん、大変だなぁ…)とは案じていても、生のKiinaに逢える喜びの方が断然勝っていましたので、ツァー再開一発めの越谷コンもHKのど自慢もティーンズカラオケ大会も思い出のメロディーも歌謡コンサートも、全出席です。

あ、私は越谷のあと京都の城陽コンまで足を伸ばしていました。

 

そんな超多忙な中で、8月28日、2013年の第2弾シングルとして「満天の瞳(ほし)」がリリースされました。

「一陣の風」をカップリング曲としたAタイプとhttps://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COCA-16758.html

「雨降り坂道」をカップリング曲としたBタイプhttps://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COCA-16759.html

2種類です。

 

「満天の瞳」の歌唱はこちら

https://m.youtube.com/watch?v=6u60Oas1OrU

歌詞は歌ネットより。

https://www.uta-net.com/song/151072/

 

作詞は直木賞作家の村山由佳さん。作曲は大谷明裕さんです。

村山さんが詞を書いてくださった経緯について、Kiinaは「2年半前に長良会長がプロデュースしてくださって、「電話で『満天の瞳』というのが出来たぞ。楽しみにしとけよ」とおっしゃっていたんです」と説明しています。

村山さんの側からはこんな経緯も。

https://rockinon.com/blog/koyanagi/88066

 

恐らく酒井さんが仲立ちになって、会長に村山さんに作詞を依頼することを勧めてくださったのだと思います。

Kiinaは村山さんから、家族の絆や後世に残したい大切にしたいものを表現したとお聞きしたそうです。「まるで小説を読んでいるよう。メッセージが自然と心に入ってきます」

 

私は村山さんの小説は「星々の舟」とあと何作品かしか読んでいませんが、なかなかにハードな恋愛が展開するものが多いですよね。

「満天の瞳」は、そんなドロドロの感情を全て濾過して純粋なものだけを結晶にした作品なのかな?という気がします。

歌詞の2番は産んでくれた母に対する感謝の言葉になっていますが、村山さんご自身は小さい頃からお母様との関係に悩んでこられたとお聞きしました。

 

曲はポップス寄りの歌謡曲風になっていますね。伊戸先生のアレンジによるものでしょうか。Kiinaの曲にしては珍しく、リズムの取り方が「裏拍」になっています。

1.2.1.2.」の1でなく2にアクセントを置くリズムの取り方は、伝統的に日本の音楽には少なかったので、特にご年配のファンの中には慣れていらっしゃらない方も多かったように思います。

82728日に行われたリリースイベントやその前のコンサートで、Kiinaによる振り付けの指導がありましたが、頭の上で両手を大きく振るタイミングがなかなか綺麗に揃わないという案件が()

それでもコンサート会場で皆さんと一体になって手を振る振り付けもコール&レスポンスも楽しかったです。

 

この年の紅白歌合戦のKiinaの歌唱曲は「満天の瞳」。バックダンサーの皆さんと客席でペンライトで満天の星が演出されていましたね。

コメント一覧

とねりこ
PVはみつこさんのおっしゃるとおりだと思います。
東京ドームシティでのリリースイベントでKiinaは「スター歌手としての華やかな面と、楽屋での姿も映すことで裏側での切ない葛藤、孤独感も描きたかった」とお話ししていました。
それは新曲のテーマとは直接結びつかない映像だったかもしれません。でもKiinaはまさにこの時期に、そうした心のうちをどうしても映像にしたかったのだと思います。
この年だけが突出して忙しかったのではなく、デビューからずっとゆっくり休養を取れない状況が続いていたのですよね。
ファンの前ではいつでも笑顔でいてくれたけれど。
たったひとりで先頭を走り続けるランナーの孤独は、Kiina自身以外の誰とも分かち合えないものだったのだと思います。
みつこ
2013年はkiinaはめちゃめちゃ忙しかったのですね。会長が亡くなられた後、死に物狂いで頑張っていたのですね。満天の瞳は大好きな歌なのですが、そのMVを見ると泣けてきます。記者たちに取り囲まれているスター、ステージで熱唱している歌手はまさに「氷川きよし」ですね。でもそれを見つめるステージ下の男性の悲しい目はkiinaです。幼い子は幼少期のkiinaです。記者に取り囲まれる「氷川きよし」が険しい目になる一瞬が胸に刺さります。この時期、必死で「氷川きよし」業を頑張っていたkiinaの思いをぶっつけたMVなのではないかと思っています。この後10年、kiinaは本当に頑張りました。ですから、心と身体が思うようにならなくなって休養に入ったのも当然です。十分に癒してナチュラルにステージに立てる日を待ちたいと思います。
チャチャチャ
おはようございます。この年のスケジュール凄かったですね。「満天の瞳」はリズミカルな曲で気持ち良く歌われていますね。kiinaの曲の中で数少ないハッピーエンドの曲ですね。こんな多忙な日々を送っていたkiinaにとっては暗い曲よりこんな明るい曲が良かったですね。曲を聴いただけで会場いっぱいのキラキラ星(ペンライト)大きく揺れkiinaと一体化しているのが目に浮かびます。長良会長も作を練って氷川きよしを一流にしようとkiinaと一緒に頑張られたようですね。
何をやってもダメな時と何をやっても大成功をおさめる時とありますがこの年は後の何をやっても当たる年だったのでしょうね。忙しく身体がいっぱいいっぱいのkiina初め関係者もノリノリのこの年、疲れより満足の方が多かったのではないでしょうか。とねりこさん初めファンの皆さん、kiinaと共にお疲れ様でした。
とねりこさんが上手にお話し下さるのでその時の状況や雰囲気が手に取るように感じられ嬉しくなってきます。
この先10年頑張ってkiinaに付いて行くのですよね。
私は年末年始仕事で紅白もまともに見ていない時期だったと思います。
だから今から少しでも楽しめたらと思います。
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