アルバムDISC1、3曲めは「きよしの一心太助」です。
https://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COCP-34503-4.html
Kiinaの歌唱はこちら↓
https://m.youtube.com/watch?v=EnyQAGNovDg
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/64762/
ご説明するまでもなく、この年6月に行われた新宿コマ劇場1か月公演「きよしの一心太助」の主題歌です。
作・演出は「草笛の音次郎」「きよしの森の石松 初恋道中」に続いての名匠沢島忠さん。安井昌二さん、江原真二郎さんなどの名優の方々がKiinaを支えてくださいました。
私はたぶん2回ほどコマ劇場に足を運んだでしょうか。
正直言って、お芝居の内容をはっきり覚えていないのです。
「一心太助」と言えば中村錦之助さん、というイメージが、実際に観たことのない私にさえ強くあって、Kiinaの熱演を観ていても(きよしくん、頑張ってるけどちょっと違うかな?)という違和感が否めなかったのです。
今にして思えば、いなせでチャキチャキの魚屋の一心太助というキャラクターは、Kiinaがこれまでに演じてきたどの役よりも素のKiinaから遠かったのかもしれません。
でも、きっと長良会長は長い間美空ひばりさんの劇場公演を手がけてこられた沢島さんに、あんな役もこんな役もKiinaのために演出をしていただきたかったんだろうなと思います。
私の記憶にあるのはそんな「一心太助」ですが、曲の方は主題歌としてよくまとまっていて、Kiinaも明るく軽快に歌いあげていますね。
途中に入る「てやんでえ」や「べらんめえ」のセリフも江戸っ子らしく気持ちいいです。
久しぶりにパンフを開いてみたら、S席が1万2000円。随分お安い。(去年の劇場公演で金銭感覚が完全に崩壊してしまったままです)
そうそう!
この頃大五郎と梅酒のCMもやっていましたね。梅酒のKiinaがとても好きだったのに、期間が短かったのが残念でした。
ところで、昨日の倉富さんの「艶歌にっぽん」で「朝顔日記」がかかりましたね。
偶然とはいえ、こちらのブログで取り上げたばかりだったのでとても嬉しかったです。
改めてフルコーラス聴いてみると、やっぱりしみじみと心に沁みる良い曲ですねえ♬