アルバム・オリジナル曲のトリを飾るのは「獅子」です。Kiinaの歌唱はこちら↓
https://m.youtube.com/watch?v=v33mHn12onI
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/122173/
勇壮なイントロで始まる編曲は宮崎慎二先生。「キャラバン」のアレンジを手がけられた方です。
「演コレ15」の他の4曲は、この曲を目立たせるためにおとなしめにしたのかと思うほど、この中で際立ってスケールの大きな曲ですね。
Kiinaの歌声にも力がみなぎっています。
雑誌のアルバムインタビューで「ぜひコンサートでも歌ってみたい」とお話ししていましたが、国際フォーラムのスペシャルコンサートのオープニングで、銀の長いウィッグを振り乱し獅子の爪を立てて取り憑かれたように「獅子」を歌う姿には、客席にいて思わず息を呑みました。
これまでのスペシャルコンサートのオープニングとは明らかに次元の違うものでした。
Kiinaの特にご年配のファンの中には、刺激性や過剰なパフォーマンスを好まない方も多かったと思います。
今にして思えば、あのビジュアルは、そうしたファンへの配慮や様々な制約がある中で、それでもKiinaが表現したかったものをあの時点で実現出来た精一杯のパフォーマンスだったようにも思います。
あのオープニングは、8年後の日本武道館で龍の化身となったKiinaを予感させるスケール感でした。
「獅子」は「オリジナルコレクションVol.1〜演歌・歌謡曲の世界〜」にも収録されていますね。