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氷川きよしについて ★ by とねりこ

☆霧笛」〜Kiinaの歌声を味わい尽くす♬165

「哀愁の湖」を入れたアルバム「演歌名曲コレクション9〜哀愁の湖〜」がリリースされたのは、2008年の暮れも押し詰まった1210日でした。シングルの「哀愁の湖」のリリースが10月と、1年後半の勝負曲としては異例の遅さだったのが影響したのでしょう。

なのでジャケットのKiinaも冬の装いですね。

https://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COCP-35275.html

 

オリジナル曲の1曲目は表題曲の「哀愁の湖」、2曲めは「霧笛」です。

Kiinaの歌唱はこちら

https://m.youtube.com/watch?v=jP8lEFC3t5I

歌詞は歌ネットより。

https://www.uta-net.com/song/74183/

 

「今の幸せ失くすなと

あ、そうか。

相手は人妻だったから、無理に冷たい言葉で別れてきたのかな?

さすがかず翼先生の詞の世界で、無駄のない言葉の中にきちんとまとまったストーリーが見えてきます。

 

そしてKiinaの歌も、サビで思い切り悲しみを歌い上げたあとの、語りかけるような「うらんでいるかい」がとても沁みます。

Kiinaご自身も「年齢を重ねてきて、段々とこういう歌も唄えるようになってきました」とお話ししているとおり、男の哀愁が無理なく伝わってくる一曲です。

もっと評価されて良い曲だと思います。

 

ところで、「霧笛」という言葉はそれ自体が既に詩になっているようなところがあって、「霧笛」で検索すると、ありとあらゆる霧笛の歌がヒットします。

Kiinaにも「東京霧笛」と「霧笛の波止場」がありますね。

私の知っている中での究極の霧笛の歌は、アマリア・ロドリゲスのファドをちあきなおみさんが日本語でカバーした「霧笛(難船)」です。

男と別れる最後の夜、女は「今までありがとう。乾杯しましょう」と微笑む。

そして

「あなた許して グラスの毒は私の愛」と。

歌詞にはないけれど、このあと女も毒を煽ったのでしょう。

何度聴いても、話の展開にドキドキします。

 

今のKiinaの歌声で姿で、こんな深い情念の歌も聴いてみたいなと思います。

コメント一覧

サファイア
藪つばきさん、周辺に被害がなかったそうで、安心いたしました。 仰る通り、これからも皆さんでこのブログでの交流を楽しみましょうね(^_-) 。
藪つばき
皆さまこんにちはー。私事ですが、昨日より大雨警報が出ていましたので心配をしておりましたが、被害は我が家にも、周辺にもなくひと安心しているところです。ブログを開いてみると、せりさんやサファイアさんにもご心配をおかけしていたみたいなので、申し訳なく思っています。確かに我が地域の上空を線状降水帯が通ったようですので、警報や避難のお知らせがありましたが、心配した程ではなく無事に過ごしています。ご心配下さりありがとうございました。これからも、このブログでの交流を楽しみにしています。
せり
おはようございます。霧笛を題材にした歌はkiinaのオリジナルも含めほんとに沢山ありますね。ちあきさんの「霧笛」の日本語カバーはきっと凄みのある情念の歌声なんでしょうね。私も今のkiinaでシャンソンもそうですが深い情念の歌も聴いてみたいです。そういえばオリジナルの「枯葉」は歌声も衣装も振りにも圧倒されました。
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