東京多摩地域は雨にはなりませんでしたが、曇り空で残念ながら天の川は見えず。
七夕の日に降る雨を「催涙雨」と言うそうですね。
一年に一度しか逢えない織姫と彦星が、雨のために川が渡れなくなって泣くことからそう言われるそうです。
俳句の季語になっているようですが、俳句を嗜まないのでこの言葉は漫画で初めて知りました。
山岸凉子さんの衝撃作「日出処の天子」の中で、厩戸王子が蘇我毛人に中国由来の七夕の伝説と催涙雨の意味を教えます。
愛する人と結ばれない運命の毛人は「来年になれば逢えるのなら羨ましいくらいです」と言うのですが、毛人を密かに愛する王子は「会えぬとも思いが通じておれば……通じていない相手もある」と呟くのです。
「魔法にかけられた少女」の、Kiinaの血を吐くような叫び。
「恋はしないと言っても 愛した」
私の中で厩戸王子の思いとKiinaの叫びは重なります。
この漫画の中の王子は悲劇の人ですが、Kiinaにはどうか幸せな未来が開けてほしいと、それだけを思います。
七夕の日だったからか、明け方Kiinaが野外コンサートをしている夢を見ました。席に置いておいたペンライトが見つからなくて焦りまくっていましたσ(^_^;)
先日、私のズボンから飛び出してきたトカゲの赤ちゃん、昨日事務所の中で発見しました。
このままでは死んでしまうので、紙に載せて外の草むらへ逃してあげました。せっかく縁が出来た命、無事に大きくなりますように。
爬虫類の苦手な方には「ごめんなさい」の写真です(*^_^*)
東北地方、東海地方で強い雨が降っているようですね。
皆さま、どうぞお気をつけて!