アルバム10曲めは、オリジナル曲「かなしみのマーメイド」です。KIINA.の歌唱はこちら↓
歌詞は歌ネットより。
かず先生と塩野雅さんの組み合わせは、この曲が初めてではないでしょうか。アルバムがリリースされた時に塩野さんがオフィシャルブログでこの曲について触れていらっしゃいました。
氷川きよしさんNEWアルバムに…!! | 塩野雅オフィシャルブログ
KIINA.は音楽誌のインタビューで「自分は子供の頃泳げなかったので"人魚のように泳げたらいいな"と思っていたことがありました。幼少期の思い出と、切ない想いを歌にしたいな…という思いが重なりまして、かず翼先生に作っていただいたバラードなんです」とお話ししています。
小さい頃の絵本ではなく大きくなってからアンデルセンを全集で読んで、無償の愛、伝えられない愛、報われない愛があることを「人魚姫」で教えてもらいました。人魚姫にはその頃失恋を経験したアンデルセン自身の姿が投影されていると言われています。
この年のスペシャルコンサートでKIINA.はサイドダウンのウィッグと水の泡のような衣装で、この曲を切々と歌い上げましたね。KIINA.にも伝えられない恋の経験はあったのでしょうか。
あれから「かなしみのマーメイド」を聴くと、泡の衣装のKIINA.が浮かんできます。