大井追っかけ音次郎〜青春編〜」8曲目です。オリジナルは1959年の守屋浩さん。
https://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COCP-31460.html
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/27386/
主人公の男の子は、田舎には住んでいるけれど行こうと思えば明日にでも東京に出ていける環境にいるのでしょうね。恋人の女の子も差し迫った事情というより、もう少し軽い気持ちで東京に出て行ったような気がします。
三橋美智也さんの「リンゴ村から」と設定は似ていても、雰囲気はかなり違いますね。「農村の貧しさ、切なさ」のような空気がないのは、作詞作曲が浜口庫之助さんで、歌ったのがロカビリー歌手の守屋浩さんだったからかもしれません。
「泣いちっち」というフレーズは随分流行ったのでしょうか。私が2歳の頃の曲ですが、懐メロとしてではなくリアルタイムで聴いた記憶がある気がします。
一音一音をきっちりと明瞭に発声するKiinaの歌唱は純朴な青年らしさが出ていて、「東京に出て行って、傷つかないといいけどなぁ」と心配してあげたくなります。