アルバム6曲めはオリジナル曲「おんなの情(おも)い」です。Kiinaの歌唱はこちら↓
https://m.youtube.com/watch?v=x3_RtVoM_Cg
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/268437/
今回のアルバムは、これまでのように前半オリジナル曲、後半カバー曲と分けずにひとりの主人公の想いを引きずるように次の曲へ行きたいと考えて構成してみたそうです。
となると「おんなの情い」のヒロインは「うそ」のヒロインと共通するものがあるのでしょうか?
死ぬほど好きな男性への恋心を随分あけすけにストレートにぶつける人ですねえ。
Kiinaとしては「大好きな男性に対して尽くす女性の思い。僕も"わかるぅ〜"と共感しながら歌っています(笑)」とのことですが。
タイトルに「おんなの」と付く演歌には、こういった男性に尽くしたり自分を犠牲にすることを厭わないタイプのヒロインが多いように思います。
Kiinaのオリジナル曲で言うと「女の合鍵」「おんなのとまり木」。タイトルにはついていませんが歌詞の最後は「おんなの戻り雨」になっている「戻り雨」など。
「ついて行く」だったり「あなたの後ろを歩きます」だったり。決して「一緒に並んで歩きます」にならないところが演歌の演歌たるところなのかなぁと思ったりもしますが。
本当にKiinaがこの曲のヒロインに共感しているのかどうかは分かりませんが、ぴんからトリオや殿様キングスに通じるタイプの「女性目線のど演歌」をコブシを多用しながら実に巧みに歌いこなしていますね。
こういったタイプの女性は私からは随分遠いところにいますが、Kiinaが歌うなら何でもOKです(*^_^*)