アルバム・カバー曲5曲めは、平野愛子さん「港が見える丘」。Kiinaの歌唱はこちら↓
https://m.youtube.com/watch?v=N1xhXFOSNKk
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/122168/
昭和22年のヒット曲です。終戦からわずか2年でこんなにも洗練されたムーディーな曲調の歌が巷に流れていたんだなぁと、何というか人の心の再生力の逞しさに改めて驚かされます。作詞・作曲の東辰三さんは作詞家の山上路夫さんのお父様です。
東さんはご出身の神戸をイメージして曲を作られたそうですが、横浜市が公園を作った際にこの曲にちなんで「港の見える丘公園」と命名してしまいました。公園内に「港が見える丘」の歌碑があるそうです。
恋を失った曲なのにドロドロしたところがどこにもなくて、神戸でも横浜でも長崎、函館、どんな港が舞台であっても、その港が素敵に思えるような歌詞ですよね。
Kiinaは「綺麗さの中に寂しさもあって、好き。メロディーもおしゃれで、こういう心が穏やかになる曲って素敵ですよね」とお話ししています。
とても大人っぽく、ムードたっぷりに歌っていますね。
「カバー・セレクション」にも選ばれていますので、Kiinaご自身もお気に入りだったのでしょう。