今日は小雨模様の東京でした。
池袋東口にある東京建物ブリリアホールへ「中村仲蔵」を観に行って来ました。
中村仲蔵は江戸時代に実在した歌舞伎役者で、門閥の壁をぶち破って名役者として名を残した人物として、歌舞伎、落語、講談の題材にされています。
私は神田伯山さんの講談ですっかり中村仲蔵の人物像に魅了され、それを藤原竜也さんが演じるというのでとても楽しみにしていました。
お芝居で一貫して描かれているのは「役者の業」。選ばれた者だけが背負わされる芸を極めずにはいられない性分というもの姿なのだろうと思いました。
その生き様はKiinaにも繋がるものじゃないかなぁと、藤原君の迫真の演技に魅了されながら、やっぱりKiinaのことを考えていました。
ブリリアホールは旧豊島区公会堂の跡地に建てられた1200人ほどのキャパのホールです。
残りが世田谷区と豊島区の2箇所だった長良グループの夜桜演歌まつりがストップしていなければ、間違いなくこのホールで開催されていたでしょう。