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氷川きよしについて ★ by とねりこ

☆北の螢〜Kiinaの歌声を味わい尽くす♬433

アルバム・カバー曲6曲めは配信リリースで取り上げた「碧し」でしたので、後半のカバー曲を。1曲めは森進一さんの「北の螢」です。Kiinaの歌唱はこちら

https://m.youtube.com/watch?v=_jFa7Z3hzoE

歌詞は歌ネットより。

https://www.uta-net.com/song/239193/

 

この曲は五社英雄監督の映画「北の螢」の主題歌として作られた歌でした。明治時代の北海道の集治監(刑務所)を舞台に、刑務官と囚人、女たちの織りなすドロドロの愛憎劇。

正直なところ、私は五社監督の作品は推し並べて苦手で(「鬼龍院花子の生涯」も含めて)、この映画自体も作品の出来としての評価はイマイチだったようですが、森さんの歌う「北の螢」は、こう言ってはなんですが映画そのものより遥かに完成度の高い傑作だと思っています。

映画とは完全に切り離されたストーリーとして、女の情念の凄まじさを一匹の儚い螢に凝縮して表現して見せたのは、さすがは阿久先生、さすがは三木先生、さすがは森さんならではの力技であると。

 

ということで、Kiinaの「北の螢」は、とても頑張って恋の激情を歌ってはいるけれど、この時点ではKiinaはまだ心底からのたうち回ってはいないかな?というのが私の印象です。

まだどこかに感情をストレートに表現することに対して遠慮があるのかな?と。

 

MV2020年の国フォのステージで私たちに見せてくれた「枯葉」の、あの血を吐くようなパフォーマンスでもう一度「北の螢」を聴いてみたいなぁと思います。

Kiinaの歌唱が充分に素晴らしいからこその私の更なる欲望です。

 

Kiinaは来週発売の「昭和歌謡史」に「北の螢」を選んでいますね。

コメント一覧

チャチャチャ
おはようございます。「北の蛍」森さんの曲ですね。この曲は刑務所を題材とした映画の主題歌として作られた曲だったのですね。歌詞には女性の心の叫びが聞こえて来ますが映画を観ていない人にはそんな女性の曲だと分かりませんでした。とねりこさんのお話しを読んで曲を聴いていると又違った曲の深さが見えてきます。
森さんはダミ声の歌唱、kiinaは綺麗な清んだ歌唱全く違った二人ですが女性の心の叫びは心に打つものは同じですね。
Kiinaの「枯葉」は別世界の曲ですね。
「北の蛍」は第三者の歌唱、「枯葉」はkiina自身の叫びのように感じます。
みつこ
北の蛍は森さんの歌唱の素晴らしさが染み付いていますから、kiinaとしては森さんへのリスペクトもあって森さんを超える激唱は出来なかったのかなと思います。kiinaはカバー曲は勉強させて頂く気持ちで取り組んでいる、オリジナルは越えられないと語っていた事があります。北の蛍はあくまでも森さんの歌なのでしょうね。「枯葉」はkiina自身の歌ですから、思いっきり表現できたのでしょうね。MVを見た時こんな風に歌えるんだあ!とびっくりしましたもの。
昨夜、アースのCM見る事ができました!Xにも目撃情報いっぱい出ていて、、kiinaが活動再開したのか?なんて言っていました。アースさんにはいっぱい流していただきたいですね。
せり
そうですね、「北の蛍」は情念の歌、森さんの歌声が沁みついてますから。遠慮がちに歌う歌ではありませんね。国フォの「枯葉」のパファーマンスこそがkiinaの情念の歌、何かにとりつかれたようなあの歌声にはこちらも唖然としました。とねりこさんと同じに「北の蛍」でのあんなkiinaも観てみたいです。
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