見出し画像

氷川きよしについて ★ by とねりこ

Kiinaの歌声を味わい尽くす♬〜132「刃傷松の廊下」

「演歌名曲コレクション6〜一剣〜」のラストを飾るのは、真山一郎さんの名曲「刃傷松の廊下」です。

https://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COZA-216-7.html

Kiinaの歌唱はこちら

https://m.youtube.com/watch?v=cCsXClgczrA

歌詞は歌ネットより。

https://www.uta-net.com/song/54988/

 

ひと世代前ならおそらく日本人の誰もが知っていた、いわゆる赤穂事件の一番有名なシーンを歌とセリフで見事に4分足らずに凝縮して再現してみせた、名曲ですね。

この曲のセリフは2箇所あります。

最初は梶川さんの「おのおのがた!」。次が浅野さんの「お離しくだされ梶川殿」から始まる長台詞です。人気のこの曲を様々な歌自慢の方々カバーされていますが、どちらのセリフも(わたし的に)完璧と思える方は少ないです。

藤圭子さんは、歌もセリフも素晴らしかったです。

 

時代劇に何の興味もなかったKiinaがよく頑張ってこの曲を歌ったと思います。声も重厚に響かせているし、セリフも立派です。

特に最後の浅野内匠頭の「梶川どの〜〜〜」の悲痛な叫びは、梶川さんに羽交締めにされたKiina=浅野さんが目に見えるようです。

 

贅沢を言わせていただければ、Kiinaの「刃傷松の廊下」は、ライブで西さんの前口上付きで聴きたいです。

毎回コンサートでこの曲を聴く時は、まず西さんの名人芸で唸らされて、そこからすんなり「Kiinaの忠臣蔵」の世界に入りこむことが出来ましたから。

この年のスペシャルコンサート、私はFCのエントリーが全滅で、まだファン初心者だったものですから何の手も打てずに参加を見送りDVDで観ました。

そうしたら「松の廊下」は西さんではなく、プロの講談師の方の前口上ではありませんか((((;゚Д゚)))))))

演出的にその方が歌の格が上がると判断されたのでしょうか。

私は西さんの前口上が聴きたかった!西さんの見事な前口上を映像に残していただきたかった!

この年のクリコンDVDを観るたびに、そこだけが残念でなりません。

 

ところで、日本人の大好きな「忠臣蔵」ですが、事件発生から500年経った今でも事の真相は謎で、浅野さん側、吉良さん側双方の立場から様々なお芝居や小説が生まれていますが、切りつけ事件のもう一人の主人公である梶川与惣兵衛さんのことは忘れられがちです。

私はKiinaの「梶川どの〜〜〜」のセリフがあまりに良かったので「梶川さんてどんな人?」とお人柄に興味が湧き、少し調べました。

梶川さんは旗本で、この日の行事の実務に当たっていました。

どうやら大変実直でまめなお人柄の方だったようで、この時の事件も梶川さんの書いた日記が詳細の根拠とされているようです。

梶川さんは浅野さんを押し留めた手柄で500石を加増されたそうですが、四十七士贔屓の世間からは色々言われたことでしょうね。

ご自分の任務を誠実に遂行しただけなのに(逆に手をこまねいていたら、取り潰しになっていたかも)、何代も後の子孫まで同僚に皮肉を言われたと、本にはありました。

様々な事情で討ち入りに参加しなかった旧赤穂藩の武士たちも、末代に至るまで肩身を狭くして世を生きたとか。

何だかなぁと思いますね。

コメント一覧

izu
すぐの続投すいません。内容が違うので、別件に投稿させてもらいました。
池袋のkiinaCafe、12時15分からの席て行かせてもらいました。1人参戦だったので、ドキドキしましたが、早めに着いて、待っている間後から来たお二人とお話ができ、衣装やグッズコーナーで、写真を撮っていただきました。店員さんも撮ってくれるようでしたが、業務の邪魔になると申し訳ないので躊躇してました。1人参加なので、こういう時困りますが、kiina繋がりでお話かできるたので、良かったです。
店内は、kiinaコーナーは、老若男女でほぼ満席でした。今日はホテルに泊まりなので運転しなくて良いので、アルコール2杯とピザを注文し、満腹、満足でした。ランチョンマットをすぐにしまいたいので、近くの100均で購入して、それを敷いてkiinaのは丸めて回収。他の人を見ていると、すぐに回収してましたが、新しいのは敷かずに、そのままでした。
1人参加なので、お話する方もいませんでしたが、DVDが流れていて、ちょうど見える場所だったので、有意義に時間が経過し、ほぼギリギリの時間までいて、次の活動に歩みを始めました。続きは、明日投稿させてもらいます(*^-^)。
izu
このお部屋で、初めてこの曲を知りました。まだ、お若かったのに、あの歌唱、セリフ、絶品です!。素晴らしい!。私たちのkiinaは、唯一無二アーティストだと感じさせていただきました。
藪つばき
こんにちは~。「刃傷松の廊下」きよしくんの歌唱では初めて聴きました、歌もセリフも上手で特にセリフは、その場の差し迫った場面が伝わってくるような迫力がありましたね、今でも他の演歌歌手の方がよくカバーしているのを聴くことが多いです。
せりさんも仰っているように、その立場、立場で受け止め方は違っていて、私も以前にテレビで見ましたが、吉良さんの方の立場の方は「吉良さんは地元ではいいお殿さまで慕われていましたよ」と言っておられたのを思い出しました。本当にあまりに有名なお話しになりすぎて、肩身の狭い思いをされてきた人達も多いことと思います。
今の世ならこんな事はないでしょうに、お気の毒といった感じですね。
せり
「刃傷松の廊下」kiinaも頑張って歌われてますね。ほんと、おっしゃる様に西さんの名口上で聴きたいですね。特にkiinaファンにとっては西さんの口上が一番です。忠臣蔵もその立場立場でとらえ方描き方が違いますね。一般的には悪役といわれる吉良さんの地元では吉良さん贔屓で良いお殿と慕われてますから。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る