「満天の瞳」Aタイプのカップリング曲は「一陣の風」です。Kiinaの歌唱はこちら↓
https://m.youtube.com/watch?v=YT00KVMm96E
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/151071/
宮下先生カラーの正統派演歌のメロディーに施した伊戸先生のゆったりとした和テイストなアレンジがとても気に入っています。
「静かなる雄々しさ」といったらいいのでしょうか。
もっと早いテンポのアレンジにしていたら、ありきたりな「何があっても前へ進もう」的な演歌になってしまうところを、このゆったりしたテンポにしたことで、大きな歩幅で一歩ずつ大地を踏みしめながら歩く姿が見えるよう。スケールの大きな曲になりました。
Kiinaの演歌寄りの歌い方もこの曲にぴったりです。最後の「アァ〜〜♪」の伸ばしも心地よくて、目をつぶっていつまでも聴き惚れていたい気分です。
私の記憶の中ではとても印象が強く残っている曲なのですが、この年の国際フォーラムのスペシャルコンでも翌年の15周年コンサートでも歌っていません。ツアーコンサート以外ではどこで歌ってくれていたでしょうか。
「オリジナル・コレクション〜演歌・歌謡曲の世界〜」30曲の中に選ばれていたので、「Kiinaもこの曲が気に入っていたのかしら?」「きっとそうに違いない!」と確信しています。
2019年の大阪城ホールコンサートで、チームHKの皆さんがインストで演奏してくださったのも、とても嬉しかったです。
「一陣の風」というタイトル。行手を阻む向かい風のはずなのに、何故か主人公の背中を押してくれる追い風のような印象を受けてしまいます。