アルバム収録11曲目は、加山雄三さんの「夜空の星」です。
https://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COCP-31987.html
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/58488/
私の6学年上の長兄は、自分の嗜好に周りを巻き込みたいタイプの人で、ある時「加山雄三って良いんだよ〜」とドーナツ盤のレコードを買ってきて私に聴かせました。「君といつまでも」だったでしょうか。私はB面の「旅人よ」の方が気に入りましたが。
その後も加山さんのレコードは増え続け、去年、実家を片付けるまで5、6枚のレコードが残っていました。
「夜空の星」はレコードとしては「君といつまでも」のB面という扱いでしたが、映画「エレキの若大将」の主題歌として岩谷時子さん、弾厚作さんコンビで制作されたんですね。
私は世代的には「若大将」シリーズには遅れているので、この頃のどの曲も映画の主題歌ではなく純粋にレコード曲として記憶に残っています。
Kiinaの歌った「夜空の星」は、2003年に発売された加山さんの楽曲カバー集(オムニバス)にも収録されていますね。井上陽水さんや福山雅治さん、森山良子さんなど錚々たるメンバーです。
加山さんの曲というのは不思議で、上手い下手を超越して加山さんでなければ出せない特別な世界感があるように思います。
ちょうど昨日の「The Covers」で歌われていた楽曲のように、色んな方がカバーしてそれぞれに違った魅力的な世界を描ける曲というのがありますが、それとは対極にあるというか、究極的には加山さんの加山さんによる加山さんための歌なのかな?と。
Kiinaの「夜空の星」にも、私はそんなことを感じました。
加山さん、後に「きよしとこの夜」にゲスト出演してくださいましたね。
「きよしとこの夜」、楽しかったなぁ…
毎週収録のKiinaはとても大変だったと思いますがσ(^_^;)