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氷川きよしについて ★ by とねりこ

☆恋人よ〜Kiinaの歌声を味わい尽くす♬472

アルバム・カバー曲5曲めは「恋人よ」です。Kiinaの歌唱はこちら

https://m.youtube.com/watch?v=DB-gFY2klLw

歌詞は歌ネットより。

https://www.uta-net.com/song/256293/

 

1980年に発表された五輪真弓さんの代表曲かつ大ヒット曲ですね。

「少女」でデビューされた頃の五輪さんはとても印象的でした。長い黒髪で、とてもお若いのに落ち着いた声でピアノの弾き語りをされていました。

あの頃はフォークシンガーにジャンル分けされていたように思いますが、「さよならだけは言わないで」の頃からもっと幅広いリスナーを獲得していかれました。

「恋人よ」は、日本の歌謡曲風でもありシャンソン風でもあり、そんな狭い国境やジャンルを超えた歌になっていますね。

だからこそ、淡谷のり子さんや美空ひばりさんもカバーしたいと思われたのでしょう。

 

Kiinaの「恋人よ」は伊戸先生のアレンジです。基本は五輪さんの原曲を踏襲していると思います。

五輪さんの歌声には、どこか感情をストレートには出さない抑制された印象がありますが、Kiinaはもっとストレートに今まさに恋を失おうとする悲しさをぶつけているように思います。

 

Kiinaはきっとこの歌がとても好きで(カバー・コレクションにも収録しています)どんな風に歌いたいか具体的なイメージを持っていたのでしょうね。

アルバムがリリースされた後も、少なくとも私が参加した通常コンサートでは歌わずに、国際フォーラムのスペシャルコンサートのために大事に取っておいていました。

バイオリンの音色とともに登場したKiinaの、紫のフリルと羽根をたっぷり使ったパンタロンスーツとツバの大きな帽子。

最初に見た時、私の持っていた「アンナ・カレーニナ」のイメージと重なりました。

 

この「紫貴婦人」の衣装ですが、マスコミには写真掲載NGにしていましたね。コンサート翌日のどのスポーツ紙にも、その後の週刊誌、カラオケ誌にも紫衣装だけ載っていません。内部向け〜FC会報には載っていますが。

衣装も曲の一部と考えるKiinaにとっては、「恋人よ」を歌うにはどうしてもこの衣装でなくてはならなかったのだと思いますが、やはり中性的、というよりむしろ女性的な方向に傾いた衣装を広く公開するのは危険という意見がスタッフ内にはあったのでしょうね。この衣装であれこれ取り沙汰されることは本人のプラスにならないと判断されたのかもしれません。

 

Kiinaご自身は、この時のパンタロンを「中途半端だった」とお話ししていたように思います。

本当はドレスで「恋人よ」を歌いたかったのでしょうけれど、2018年の時点ではやはりまだ時期尚早でした。

コメント一覧

サファイア
>「紫貴婦人」の衣装
クリコン18で着てた衣装ですね。 私としては、この「18」が、衣装などが女性化する過渡期だと思っていました(クリコン17の「限界突破」は、ちょっとまだ中途半端な印象を持ちました)。

前にも言いましたが、私はkiinaのドレス姿(特に濃い紫色のドレス)が好きです♪ もちろん男の姿もいいですが。
要するに、「元のルックス」がいいから、男の姿でも女の姿でも素敵なのでしょう(*^▽^*)。
チャチャチャ
こんにちは。「恋人よ」五輪真弓さんの歌唱も素晴らしいですね。イントロから分かる(恋人よ)五輪さんは軽く歌唱されていますが難しい曲ですね。声量のある方した歌えないような伸びやかですが重みのある曲です。kiinaは歌唱力もあり女性の心も感じとれる心の持ち主だからこの曲はkiinaの心のままに歌唱されていると思います。
どんな衣装にも負けないkiinaですが紫のパンタロンスーツや赤いパンタロンスーツ、後には紫のタンゴの豪華な紫のドレスや最後のクリコンの黒のドレス、明治座の白のドレス。どんな衣装もとても似合っていて素晴らしいですね。やっと自分なりの姿が表現出来る自分に満足されていたと思います。歌唱も衣装に負けていない自身たっぷりの歌唱で自身も満足、ファンの皆さんもため息が出る程、満足されていたと信じます。この先女性として活動される噂がありますが中性的な方は沢山いらっしゃいます。kiinaも綺麗な姿で楽しく活動されると思いますので遠慮なく頑張って行って欲しいです。
みつこ
2018年の時点では公開は時期尚。確かにそうでしょうね。限サバがブレークする中でこの衣装が公開されていたら流れがどうなったかわからないですね。私が地元コンで見た時会場がざわめきましたもの。パンタロンだったのもkiina自身に振り切ることに躊躇があったのでしょうね。でもこのあと百万本の薔薇を黒ドレスで歌ったり、劇場公演でマリーアントワネット風のドレスを着たり、少なくともファンの中ではどんどん敷居は低くなっていっていますね。世間やアンチは色々言いますが、歌と衣装で歌の世界を創り上げるkiinaの歌世界は新しい芸能ではないかと思っています。芸の為には女も男も無いのよ〜♪ と、言えますね。小夜月の楊貴妃風衣装も素敵でしたね。
歌舞伎も男性がこれでもかと着飾って、声色も変えてお姫様を演じていますもの。「ヤマトタケル」観に行って、女形の芸の濃やかさに感動しました。とねりこさん、玉三郎さんの公演是非見に行って下さいね。感想聞かせてくださいね。
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